2010-04-08

すべての造られたものに・・・。

今日も、暑かったです。
昨日ほどではなかったですが・・・。
夜11時になりましたが、まだ雷雨にはなっていません。
これからやってくるみたいです。


明日はぐっと下がります。
でも、15度くらいはありそうで、
寒い、というよりも「本来の春に戻った」という感じになりそうです。


先日のはちこさんのご質問でいろいろ考えさせられたのですが、
子どもたちのためのミニストリーの中で、
小さい子供も、小学生の男の子もみんな楽しめる、
そんなプログラムを考えるのは本当に難しいことです。


そんな中で一押し、まず外れないのが、
「空気砲」です。
2年前に紹介しているんですね。


でも、そのときのビデオが著作権の問題で削除されているので、
今回、ふつうサイズのビデオを紹介。





バリエーションとしては、
発射口を上にして、
そこにその口よりももう少し大きな紙コップでロケットを作って、
どこまで高く飛ぶか競争するっていうのも楽しいです。


こういう事を必死に考えているのは、理由があります。


自分が子どもの頃、教会で育ちましたが、
小学校高学年になってきたときに、
「おゆうぎ」とか「みことばいり写真立てづくり」とか、
勘弁して欲しいと思ったのです。


小学校高学年になると、
それまでは喜んできていた友達が、
「教会に行ってもなあ・・・」と言い出すのです。


私の問題意識は、「歌を歌う」「お話を聞く」ということが大切な要素を占める教会の子供プログラムは何も考えなければ、小学校低学年までか、おとなしい女の子向けになってしまう、ということです。だから、「どんな子どもにも開かれているプログラムをやっています、と口では言いながら、実際のところ、高学年の男の子を疎外している危険が沢山あるのです。


ですから、いつもいつも必死に「上級生の男の子でも来たくなるような教会」を考えてきました。でも、それでも、なかなか難しいです。サッカーチームや野球チームを持つ教会もあります。それは素晴らしいです。それなりの人材と場所が必要ですが・・・。


そして、この感覚は大人に対しても大切なんだろうと思います。


大学生の時に聞いたメッセージ、思い出します。
「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を伝えなさい」とイエスは言われた。私たちは「全世界へ」と聞いて、世界各地に出ていくことを考える、宣教師として出ていくことを考える。でも、この「全世界」とは世界のいろんな分野へ、ということも言える。「学問の世界」「商売の世界」「ビジネスマンの世界」「音楽の世界」「芸術の世界」「スポーツの世界」「政治の世界」・・・だから、この宣教命令に従うために、牧師や宣教師になる必要はない。かえって、クリスチャンがもっと社会に出ていくことが大切だ、と。


それと共に、教会自体も、そのような方々が来れる場になっていくということが大切なんですよね。


さて、今日の聖書。
今日はエレミヤ27:1-11。


「だから、あなたがたは、バビロンの王に仕えることはない、と言っているあなたがたの預言者、占い師、夢見る者、卜者、呪術者に聞くな。」9節。

派手なことを言う人がいます。
調子のいいことを言う人がいます。
大きなことを言う人がいます。
そして、それが「信仰的」に見えることがあります。

神様に従っているかのような・・・。

そして、エレミヤのように「上手くいかない」「降伏しなさい」なんていうのは信仰がないのではないか、みたいな見られ方もされます。

でも、大切なのは主に従っているかどうかです。

真実に、忠実に、主に聞いていくことです。
人気がない話であるかもしれません。
余り人に気付かれないような働きであるかもしれません。

それでも恐れないこと。
ただ、主に忠実に聞いていくこと、謙虚に聞いていくことです。

主よ、
あなたに聞き従います。
あなたの語れと言うことを語ることができますように。
派手なことや、調子のいいことが人々の注目を浴びます。
そういうことに振り回されない者でありますように。

4 comments:

  1. 空気砲、面白そうですね! ダンボール箱ならうちの地下室にたくさん転がってるし…

    でも、この「中に煙を入れる」というのはどうしたらいいんでしょう? 先生のところではどうされましたか?

    小学校高学年の男の子って、CSでも一番退屈しがちなんですよね。
    ほんとに、このグループの男の子たちをinvolveさせるのはチャレンジですよね。

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  2. はちこさん、

    楽しいですよ。
    煙は蚊取り線香(アウトドアショップに売っている)、fog machine(パーティーショップに売っている)でできます。(我ながら、どうしてこんなに詳しいんだ?)

    でも、それじゃあ、3回やると飽きるので、折り紙で動物を作って倒すとか、ロケットを作って上向きに飛ばして、高さを競うとか、そういうことが必要だと思います。

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  3. 旧ジャージー4/11/2010 08:32:00 PM

    かきごおり先生
    ヒャ~~~~面白い!!!
    おお!!!って見ながら声出しちゃいましたよ!!!

    >自分が子どもの頃、教会で育ちましたが、
    小学校高学年になってきたときに、
    「おゆうぎ」とか「みことばいり写真立てづくり」とか、
    勘弁して欲しいと思ったのです
    ピンポ~~~ン♪
    毎週のように、私の母親の年代の姉妹が
    牧師夫人に「前の様にお孫さんを連れになって」と言われていますが
    (夫人には、言えませんが。。。)
    お孫さん、高学年、中学生になられて
    教会のプログラムは、勘弁して状態で
    サッカー教室や野球教室の方が楽しいそうです

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  4. 旧ジャージーさん、

    面白いでしょう。
    ほんと面白いんですよ。
    子どもたち、箱がぼこぼこになるまで遊びます。

    中高生の男の子ですよね。
    一つは「群れ」が必要ですよね。
    「だよねえ」「えー、どしんじ、しゅいんじ!」みたいな(今の子達じゃないですよ、自分が中高生の頃の言葉)、自分のsoul foodじゃない、soul tongueで話ができるような仲間がいることかなあ。

    それだけじゃやっぱりダメで、神様との個人的な関係ができないといけないんですが、中高生の頃は、特に仲間が大切な気がします。

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