2012-11-08

雪化粧。


昨日の夜の雪は、ウチの庭では10センチの積雪でした。
場所によっては30センチを超えたそうです。

11月上旬としてはかなりの積雪だったようです。

場所によっては停電などいろいろ被害があったと思いますが、
この辺りでは、きれいな雪化粧が見られました。

いつか書こうと思って、メモしていたこと。
ハリケーンで停電になった夜に書き留めておきました。

------


教会は「嵐が来ませんように」と祈って来たように思う。「進路が変わって『それ』ますように」と。予想が外れて『それる』ことによって、危機にさらされる海の男たちのことなどさらさら考えないで。そして、実際に「それる」と「神様が守ってくださった」とも言う。

でも、本当に私たちが祈ることは、「嵐の中で守られますように」ということであり、「嵐の中で痛みを覚えている人々を支えることができますように」であり、「嵐が去ったあとに真っ先に立ち上がることができるように、真っ先に人々のサポートができますように十分な準備をさせてください、知恵を与えてください」ではないだろうか?

そして、被害がなかった時には、「神様ありがとうございます」の次には「私が守られたことは何のためだったのでしょうか?私が守られたことの意味、使命を教えてください」ではないだろうか?

------

実際に1週間停電が続いた時には、私自身、「真っ先に人々のサポートができますように」という思いはすっかり消えていました。そのような気持ちにはならなかったです。もちろん、仲間同士の励まし合い、支え合い、助け合いはあっても、自分のことと、教会のメンバーのことで精一杯。だから、昨日書いたように遠くからサポートに来てくれる存在がとてもうれしいのだと思います。

続けてお祈りして行こうと思います。
私が更に強められて、嵐の中で痛みを覚えておられる人々を支えるエネルギーや時間や知恵や心配りがもっともっとできますようにと。

2012-11-07

いい顔してるねえ。


いい笑顔でしょう。
彼は、今日、今回の高潮で大きな被害を受けたLittle Ferryという町のRecovery Assistance Centerで出会ったジョセフくんと言う8歳の少年。彼は、お母さんとインディアナから13時間かけて来たそうです。


「どうして?」と聞くと、「最近、愛ということについて本を読んだんだ、そしたら、ハリケーンがやって来て洪水になったと聞いたので・・・」と話をしてくれました。そして、しばらく話をしたあと、「あ、もう1つ、ボクの家も洪水にあったことがあるんだ、だから、洪水がどんなことかわかるから・・・」と。一生懸命荷物を運んでいました。

そのセンターでボランティアをされているのは、他にもカナダやミシガンから来られた方々。本当に頭が下がります。

待っているだけでいいのかなあ、出て行かなくていいのかなあ、こんな日は炊き出しとかあったらいいのになあ、と思いながら、でも、今まで1週間このセンターを運営して来られたみなさんに、いきなり行って、「こうすべき!」なんてとんでもない話ですよね。学ぶ姿勢を忘れないでいたいと思います。このセンターのために場所を提供している教会も浸水して修理が続いています。自分が傷ついていながら、人々に仕える姿勢にただただ、脱帽です。

今日は初雪。
予報よりも本格的な雪になりました。
明日の朝まで降って、10センチくらい積もるかもしれません。


明日は学校あるのかなあ・・・。
電線切れないといいけどなあ・・・。

2012-11-05

電気復旧・・・そしてこれから。

結局停電は月曜日の夕方から、日曜日の夕方まで6日間にわたりました。
このような時にこそ、日々、状況を発信し、また励ましの聖書の言葉を送るべきなのでしょうが、電気の都合、通信の都合、そして、自分のエネルギーの問題でなかなかできませんでした。自分の弱さを思い知らされます。

土曜日の昼の段階で、お借りしている教会堂は電気がついていませんでした。
教会堂の持ち主である英語の教会は礼拝のキャンセルを決めましたが、私たちは電気がなくても礼拝をしよう、ということになりました。

でも、去年の10月の最後の日曜日、季節外れの雪で停電となった底冷えのする教会堂での礼拝は、本当に冷えてしんどかったので、今年はロビーでみんなで肩を寄せ合いながら、礼拝を守ろうと思っていました。

電気も週報も、バンドもPAもプロジェクターもない礼拝。でも、神様がそこにいてくだされば、私たちの心が研ぎすまされて、神様に向けば、それでいい、という思いで準備をしていました。

しかし、夜、教会に行ったら、
じゃーん。



こんな風に電気が戻っていたわけです。
素直に感謝しましたね!

そして、完璧に普通通りではありませんでしたが、暖かい礼拝堂で、感謝しつつ、礼拝を守ることができました。

昨日の礼拝、10家族くらいの方々が停電の中から教会に来られました。
だから、教会が暖かくて、本当にホッとしたと思います。

そして、先週の日曜日、礼拝が終わる時に、その日の7時からNYの地下鉄が止まるからと(賢明な判断!)、みんなで「気をつけて!」と早く帰って、そのあとの1週間。共に戦って、帰って来た、という感じで、ほんとうに「どうだった?」と確認し合うような感じでした。礼拝で、主が共におられたこと、これからまた嵐があっても、「私だ、恐れるな!」と言ってくださる主がいらっしゃることを信頼して、祈り合い、また改めて出発しました。

そして、帰って来た時に、牧師館にも電気が戻っていました。本当にホッとしました。そして、昨日から今日にかけて、いくつも「電気がつきました!」というニュースが入って来ています。

でも、ウチの前の通りは相変わらず電線が垂れ下がり、その電線から奥のほうにつながる道にはまだ電気が来ていません。教会の方々も、昨夜から多くの「電気が戻りました!」のニュースが届くのですが、まだ停電の中におられる方々もいます。

そして、海沿いの地域は高潮によって本当に大きな被害を受けました。続けて、祈り続けていきたいと思います。祈りながら、何をすべきなのか、求めていきたいと思います。


これもウチの前の通りで、家を直撃した木もありました。
この辺りはまだ停電が続いています。
木は片付けられましたが、電線は地面に這ったままです。

今夜は冷えています。今は夜の12時で-1度。
今も停電の中で寒い夜を迎えている方々にも、早く電気が届きますように!