2012-07-12

先の世代を支える使命。

今日の夕方、無事に帰宅。


皆さんに祈られていたせいか、疲れをあまり感じない旅でした。
今日の午後、フィラデルフィアの郊外に引っ越された方をご訪問する予定があったのですが、それまでちょっと時間があったので、当たり前のようにハイウェイを指示してくるカーナビを無視して、ローカルの道に入って、バージニア州とメリーランド州の境を流れるポトマック川沿いに車を止めて、河原に降りていくことに。


すると、どこからか、滝の音が。
その音のする方に歩いていくと、ポトマック川に流れ込む小さな流れの途中に滝がありました。「滝フェチ」を自認する私は、そこに進んでいくことに。水着だったら、うたれに行くことができるくらいのちょうどいい滝。




そして、足下を見ると、そこにはなぜか「しそ」が。




なぜ、ポトマック川のほとりに「しそ」はないだろう、とにおいを嗅いだら、正真正銘のしその香り。なぞだ。


でも、そんなこんなで、河原で一休み。
癒されて再出発。


そして、午後にご訪問したのは、先日80歳のお誕生日を迎えられたご婦人。
今日は2時間くらい、戦後の満州からの引き上げの話、そして、アメリカ空軍の軍人だったご主人と結婚されてアメリカに来られる時の話、本当に壮絶な話を伺いました。


アメリカに来られる時には生まれて初めて乗った飛行機のエンジンが2つ火を噴いて、海面に着水しなければいけないかも・・・と言われて、海面すれすれを低空飛行して、なんとか、着陸できる島を見つけて、そこに無事に着陸。でも、泊まるところもないので、砂浜で寝たとか、翌日、エンジンを修理して、ハワイ、サンフランシスコと飛んで、民間機に乗り換えてやっとのことでNJに着いたとか、まあ、本当にすごい経験をして来られたようです。(満州引き上げはもう、悲しすぎる話がたくさんありました)


お話を伺いながら、本当にこの世代の方々のことを支える使命が私たちにはあるんだと思わされました。


今まで「次の世代」のことをよく口にしてきましたが、「先の世代」の方々を支えることも、ほんとうに大切な私達の使命ですね。主の導きに感謝。

2012-07-11

目指せ!「手乗りハチドリ」

さて、本格再開に備えて、やはりこの1ヶ月余の間のことをぼちぼち書いていこうと思います。


もうずいぶん前ですが、5月の終わりに、3日間だけ、南カルフォルニアで会議に出席していました。会議自体も本当に、そこに加えていただけたことが喜びとなるような幸いなひとときだったのですが、直前に新しいおもちゃを手にしていた私は、その新兵器を手にちょっと散歩に出ました。


そして、ニュージャージーとは全く違う植物の写真をいろいろ撮っていたのですが、途中で、ハミングバード(ハチドリ)に出会ってしまったわけです。そして、そこで格闘。そして、成果はこれ。






さすがハミングバード、羽ばたきのスピートが半端じゃないので、羽が止まっていませんが、初めてではこんなもんでしょう。


で、Youtubeにはこんなのが。







その後、NJでも庭に来た、という話を聞いて、よし、「目指せ!手乗りハチドリ」だ、としばらく蜜を置いていたんですが、まだお目にかかりません。


実現するんだろうか・・・。でも、ぜひやりたい。アラスカに住みたい。



「信仰によって今も語っている」

前に書いたのはいつだったかなあ、と思ってみてみたら、6月11日、ちょうど一ヶ月前。

そのあと、どんなことがあったかなあ、と振り返ってみると、
12日から日本の宮古で被災地支援をしておられる牧師夫妻と時間を過ごして、
25日から「ひがきゃん」があって、
2日から「教会ミニキャンプ」があって・・・と続いて、
その間に上の娘の高校の卒業式があったり、
暑い中、庭の片付けをしたり・・・
Facebookの方が気楽なので、ちょこちょこ書いてきましたが、
こちらはなかなか手つかずでした。

今週は急遽外に出ることになでも、おかげでこうやって時間ができて、久しぶりの更新。1ヶ月も休んで、訪問してくださる方はいるんだろうか・・・と思いながら、昨日の出来事を。

先週の木曜日、ここにも何回かご紹介している私たちの大切な方が主のみもとに召されていかれました。

父と同じ年に生まれ、父と同郷の島根県で育たれ、私の名前も一発で読めた方。
くわしくはこちら
息子がアトランタの大学に入ってからは、毎年、夏の終わりに大学に息子を送っていく時は、お寄りしていました。たくさんお世話になりました。

昨日、メモリアルサービスがあり、ここまで数ヶ月、あまりまとまった時間が取れないできたのに、今週は特別な動かせない用事がない1週間。

これは「行って来なさい」と主が言われたのだと、感じて(元々あんまりそういうのない人なんですが・・・)、教会の皆さんにも祈られ、励まされ、車を12時間ほど走らせて、お伺いしました。




象徴的だったのが、この聖書とバッジ。

60代半ばで教会に通い始めたこの方が、どれほど一生懸命聖書を読み、聖書に聞いてきたか、それを感じさせる書き込みがいっぱい。ところどころ日本語も見える。

そして、このバッジは、「歓迎係」用のバッジです。
クリスチャンになられてからは今では6000人の方が集まるというこの教会(行き始めたころは数百人だったそうですが)で、歓迎係をニコニコしながらされていたそうです。

この言葉を思い出しました。

「彼は死んだが、信仰によって今もなお語っている。」ヘブル11:4