2011-05-21

ミラノの内村先生から。

イタリア・ミラノの内村牧師が、先週の月曜日に山元町を訪問された時のことをアップされています。

その中にのんちが写真入りで登場。

被災地 山元町へ

写真の一枚一枚に、言葉の一つ一つの選び方に内村牧師の真摯さと温かさが伝わってきます。

届けてくださった内村牧師に感謝します。

ありがとうございます。

2011-05-20

途方にくれても。

のんちは金曜日は郡山だった。
今回はNJの教会の関係の方々お二人の訪問。
何としてでもお会いしたくて、
前の晩はインマヌエル教団の郡山教会に
面識もないのに、本当にお忙しいだろうし、
多くの方々からの問い合わせで、戸惑っておられるだろうけれども、
祈り会があるから、とにかく祈り会に伺って、
そこに泊めていただいたそうだ。


本当に先生方にはよくしていただいたみたいです。
夫として、心から感謝します。


でも、わかっていなかったわけではないのだけれども、
福島の方々の痛みはとても深い。
のんちも電話の向こうで何度も涙声になっていた。
私もこちら側で涙が止まらなかった。


立ち上がれない、立ち上がることのできないということが、
先が見えないということが、どんなに不安で途方に暮れることなのか。


「震災うつ」の問題もあり、このようなページに、のんちから聞いたことの中でも、あまり読んだ方が気が重くなるようなことは書かないでいようとも思ってもいるのですが、あまりに先が見えない。あまりに悲しい。


その問題についてあまり詳しくない者が、何かを言うことには気をつけなければいけないと思いますし、いろんな立場があることも承知していますし、牧師は政治的な発言はしない方がいい、という方もおられるでしょうが、私は、今まで原発の問題についてあまりに無関心だったことを恥じます。無関心を通して、また、より快適な生活を求めて、福島の被害に加担したことの罪を認め、悔い改めます。これ以上、無関心の罪を犯し続けたり、「賢く」黙っている卑怯な生き方をしたくない。教会、聖書の名をかたり、「どうせ人は罪人だから」とか「どうせ、この世はいつか終わるのだから」と達観したかのような人たちの言動にははっきりとNOをつきつけたい。


神様がわたしたちに管理を任されたこの地を、預けてくださったこの地を、わたしたちは正しく治める責任があるのです。ちょうど、神様が与えてくださったこのからだを、わたしたち個人個人が正しく健康管理していくのと同じように。


一度トラブルが起こったら、人間の力ではどうにもならなくなってしまう危険があるものの開発を続けることは愚かだと思います。特攻隊のような志願者を募ったり、チェルノブイリの時のように、どんな危険があるかを隠して人に働いてもらわなければ、止められないものを作ったのは愚かです。それにどんな経済効果があり、地元の振興に役立つとも。そこに何重のセーフティーネットを張ったとしても。


これからは原発反対の立場から、もっと積極的に発言し、積極的に関わっていこうと思います。明日も近所でイベントがあるようです。

講演会「未来を担う子供たちへのメッセージ」



ちょっと私自身は伺えそうにないのですが、多くの方々がおいでになりますように。


「わたしたちは・・・途方にくれても、行き詰まらない。」(コリント第二の手紙4章8節)


途方に暮れている方々に、「それでも、行き詰まらない」という神の恵みが、人々の愛を通して、また聖書を通して、その人々の愛と聖書との両方によって、具体的に現されていきますように。


土曜日からのんちは石巻のビッグバンにいる、と思います。


主よ、
今日も、あの福島の地で、途方にくれておられる方々に、
あなたが共にいてください。
今、私自身が行くことがあなたの導きだとは思えませんが、
今、導きをいただいて、そこに赴いている一人一人の愛を用いてください。
わたしたちの届かないところにまで届くあなたの御手で、
その心にあなたの平安を満たしてください。
無関心の罪、黙っていたことの罪、現状を肯定してきたことの罪を悔い改めます。
このような大きな被害が出るまで、それを続けてきたことを悔い改めます。
為政者や実業界のリーダーが言うことを無批判に黙って聞いてきたことを悔い改めます。
悔い改めた者の生き方へと導いてください。
悔い改めた者の生き方を教えてください。
無知を赦してください。
深い知識を求める歩みをさせてください。

2011-05-19

アナウンス。

アナウンスです。

5月29日(日)午後4時より6時まで、
東京/木場の木場深川キリスト教会で、
のんちのこの2ヶ月の働きの報告と、祈りのときを持ちます。

ぜひ、関東周辺の皆さん、おいで下さい。

場所は東西線の木場駅下車徒歩7分くらい。
住所は東京都江東区木場3−7−12です。

教会ホームページ:
http://www.geocities.jp/kmsakaijp/

目を開いてください。

大雨、ちょっと大雨程度ですんでいます。
昨日の夜12時頃はざーっと降っていましたが、
今日の日中はほとんど上がっています。
夕方は日が射していました。


明日も曇り時々晴れで、にわか雨と雷雨、という感じでしょう。


のんちの水曜日の山元町の訪問、
看護師としてのボランティアの時は時間的制約でできなかったことをしたようです。
自転車を貸していただいて、津波で襲われたところを訪問したり、
(消防の人に「こっちへ行ってごらん」と言われたり、自衛隊の方に「ダメ」と止められたり、いろいろ事情を説明したら「じゃあ、ちゃんと見て、写真に撮って、アメリカの大統領に伝えてくれ!」と言われたり、だったそうです)
お世話になった方々にご挨拶に行ったり、お電話をしたり、
必要な一日だったようです。


そして、役場の中にある「りんごラジオ」にご挨拶に行った時に、
どうしてアメリカから?という話になり、そのまま収録となったそうです。


そして、金曜日の「りんごラジオのブログ」に実名で登場
写真は一緒に働いた看護師さんですが。


りんごラジオがこれからも山元町の皆さんに勇気と力を与えてくれますように!


のんちは木曜日の夜から郡山。
木曜日の夜は郡山のインマヌエル教会に泊めていただいたそうで、
今夜は仙台に戻り、この土曜日から火曜日まで、
石巻で倒れてしまった看護師さんの代わりに入るそうです。


あと、今日はサキの小学校で、日本の震災復興支援のためのベークセール。
お母さんたちのパワーと、先生たちのご協力で、大成功でした。




お母さんたちの中に入って、ご奉仕させていただきました。
でも、子どもたちの目には、私はどう映っているんでしょうかね。
ほぼ毎日迎えに来て、昼時のベークセールでも働いているって。


さて、ここ数日の聖書。
民数記の23−24章を読んでいます。


「バラムは・・・これまでのように、まじないを求めに行くことをせず・・・神の霊が彼の上に臨んだ。」24章2節。


バラムはまじないや占いをしていたのですね。
そんな者も、神のメッセージを語る者として用いられるときがある。

でも、ここでは、もうまじないを捨てて、
神からのメッセージを受けるのです。

私はまじないはしていないけれども、
神からのメッセージよりも他のものを頼ることがどれほどあるかと思います。
もっともっと神との関係を強くしていただいて、
聖書のメッセージによって語っていただいて、
そのことを語る者とならせていただきたいと思います。

もっと神様と近く歩ませていただきたい。

そのように思います。

主よ、
どうか、あなたのメッセージを聞かせてください。
御言葉を通して語ってください。

2011-05-17

大雨?

今日から水曜日にかけて大雨の予報。
でも、今日は朝のうちだけで、その後はずっと曇り。
夜になってから降る、と言っていましたが、
まだパラパラのようです。


でも、金曜日くらいまでぐずついているようですので、
まだまだ大雨の可能性はなくなっていません。
気をつけましょう。


お祈りいただいた、ミラノの内村牧師の山元町訪問、
本当に幸いなひとときになったようです。
避難所に先生をご案内した時には、
皆さんが先生に話を聞いていただきたくて、
話が止まらなかったそうです。


元気な話、前向きな話もいいけれども、
受け止めてくれる人、
支えてくれる人が、
今、必要なんだ・・・というのがのんちの感想。


さて、のんちはというと、火曜日で2週間の山元町の働きを終えて、
仙台に戻ったようです。
でも、水曜日は、こんどは看護師としてではなくて、
一人の訪問者として、山元町に日帰りで訪問する、ということです。


そして、今週のどこかで、郡山を訪問して、
土曜日から火曜日まで石巻にもう一度行くようです。


後2週間の日本の滞在、すべて神様の導きの中で歩めますように。


お祈りください。


さて、最近の聖書から。
ここ2、3日、民数記22−23章を読んでいます。


「神は祝福される」20節。

このイスラエルへの祝福は、
今、私達、教会が受け継いでいる。
なのに、私達は教会の問題、歴史の中で犯した失敗、
足りないところ、欠けだらけのところばかりに目がいく。

でも、私達は神に祝福された存在なのだ。

傲慢になってはいけない、
でも、祝福されていることを見失ってもいけない。

感謝すべきことがたくさんあるのに、
それを見失っていることがどれほどあるだろうか。

主の祝福をいただていることを感謝しながら歩んでいきたい。

主よ、
あなたの祝福に感謝します。
あなたの祝福に目を留めて、祝福が与えられている使命を確認しながら歩めますように。
祝福を持ち運ぶ器として用いてください。


ハジが帰ってきて、ハジの友達が遊びに来て、
娘たちも大はしゃぎです。

ヘビメタバンドの皆さんは、1週間の東海岸での活動を終えて、
次の目的地、シアトルに行かれました。

時間のあるときは、いつもお食事を作ってくださいました。
もてなそうと思っていたのに、もてなされてしまいました・・・感謝!!

2011-05-15

世界を巡る輪。

最近、日本に電話する度に、のんちが言っていることがありました。

「りんごラジオ」というFM放送を山元町の役場で流しているんだけど、
ミラノの内村牧師、野菜ジュース持って来られる時に、出演できないかなあ・・・。

あのね、それは僕に言うんじゃなくて、
内村牧師と、放送流している方に相談したら?

って感じだったのですが、
とうとう動いたみたいです。

16日月曜日の、午後4時半から出演決定。FM80.7
先生は未だ東北道を走っているようですが、
先生のメッセージが一人でも多くの山元町の方々に届くようにお祈りください。

こうやって、山元町と、ニュージャージーと、ミラノがつながるって、
なんだかね、神様の御業に感謝します。

聞ける方が読者のみなさんの中におられるかどうか、わかりませんが、
聞ける方は、お楽しみに!


あ、我が家はハジが帰ってきました。

明日はハジの大学の友達が遊びに来ます。
あさってはヘビメタバンドが帰ります。
金曜日にはもう一人大学の友達が遊びに来ます。
土曜日には日本に行かれる宣教師の友人が泊まられます。

のんちはあと2週間あまりです。