2012-12-25

二人の王さま:アドベント聖書日課12/25。

メリークリスマス!

昨日のキャンドルサービス、すばらしい音楽と踊りでイエスの誕生をお祝いしました。
本番は写真が撮れないので、リハーサルから。

こちらは2時からのバレエの賛美のリハーサル。
まだ外が明るいので、ステンドグラスがよく見えます。



そして、こちらは直前のコワイアのリハーサル。
すっかり暗くなってステンドグラスは見えなくなりました。



本当にすばらしいキャンドルライトサービスでした。
聖歌隊の賛美もすばらしかったです。
そして、バレエも1曲だけの賛美だったのですが、とても美しく、神様に心を向けさせられるひと時でした。

そして、私はいつも感動するのですが、聖歌隊とみなさんとの歌が前と後ろから、一つに溶け合う会衆賛美。賛美の中に浸っている・・・という感じでした。

子供を入れて80人くらいの方々が来られていたと思いますが、もっともっとたくさんの方々とお祝いしたい、そんな夜でした。

さて、クリスマスの朝のアドベント聖書日課

今日はマタイ2:1-12。
「ユダヤ人の王としてお生れになったかたは、どこにおられますか。」2節。

昨日のキャンドルライトサービスでの聖書箇所でもありました。

その頃、その地域を支配していたヘロデ王と、幼子イエス。
二人の王がここにはいた。

一人は恐れで人々を支配していた。それは彼自身が恐れでいっぱいになっていたから。
もう一人は愛で人々を支配している。それは、彼自身が愛でいっぱいになっていたから。

一人は自分を守ろうとした。そして、まわりの人々を殺していった。
もう一人は自分を与えた。そして、まわりの人々を生かしていった。

一人が死んだとき、彼の支配は終わった。そして、人々は解放された。
もう一人が死んだとき、彼の支配は明らかにされた。そして、その彼の支配によって人々は解放されていった。

一人の支配は、パレスチナ地方の小さな地域にとどまった。そして、わずか50年ほどで終わった。
もう一人の支配は、世界に広がっていった。そして、2000年を超えて更に永遠の世界にまで続いている。

イエスの愛が私を満たし、私からあふれていきますように。
イエスの愛がお一人一人の心を満たし、お一人一人からあふれていきますように。

プチホワイトクリスマス:アドベント聖書日課12/24

クリスマスの朝、青空がきれいです。
外は1.6度C。
昨日のキャンドルライトサービスが終わったとき、外に出たら、雪が舞っていました。
そしてうっすらと白くなって、ちょっとだけホワイトクリスマスのプレゼントをしてくれて、夜遅くなって、帰りの道がすべらないようにと、雨に変わってくれました。


なんだか身勝手かもしれないけど、大雪は大変なんですが、やっぱりクリスマスにはちょっと雪があった方がいいですね。

昨日のアドベント聖書日課。ルカ2:8-20。

「さあ、ベツレヘムへ行って、主がお知らせ下さったその出来事を見てこようではないか」15節。

羊飼いたちはクリスマスのメッセージを聞いて、ベツレヘムまで走っていった。
今、私たちは羊飼いよりもたくさんのものを聞かせてもらって、見せてもらっている。
旧約聖書から全部、神様の救いの歴史を見せてもらっている。
イエスの生涯も、イエスの十字架も、イエスの復活も、そして、その後の教会の歩みも。

でも、この羊飼いたちのような情熱を持って、クリスマスのイエスにお会いして来ただろうか、そんな思いで、イエスの誕生に思いを馳せた。

ありがとう、イエスさま。
ありがとう、神様、イエスさまを送ってくださって。

2012-12-23

平和の主:アドベント聖書日課12/23

今日はいい天気でしたが、気温は低め。
夜、きれいな星空のもと走りましたが、9時半頃で-2度。
今は真夜中の12時で気温は-3度Cです。

明日の夜の雪は、結構微妙っぽい。
そんなに降らないし、雨も混じりそう。

そして、今週の水、木あたりも雪の予報もあったんですが、
結構気温が上がりそうで、雨かもしれません。

なんだか、冬らしくないですね。

今日はクリスマスの直前の日曜日の礼拝。
私たちの教会では「クリスマス礼拝」として祝います。
帰省したり、旅行で来られたり、また久しぶりに来られた方もあり、
本当に多くの方々とともに礼拝を守りました。

今日のメッセージはイエスが「平和の主」としてこられたというメッセージ。
皇帝アウグストゥスの時代から200年間「ローマの平和」と言われる時代が始まる訳ですが、それはやはり皇帝の権力、軍事力による平和で、例えば、ユダヤ人たちはその「ローマの平和」の時代に反乱を起こして、エルサレムは徹底的に破壊されてしまう訳です。その後、ユダヤ人国家は1900年近くこの世界に存在しなくなります。そのような犠牲の上に存在する「平和」。何なんだろうと思います。

でも、本当に、私たちのまわりにある多くの平和がそのような平和ではないだろうかと思います。大きな声を出す人がいて、周りの人は面倒だから、その言うことを聞いているが故の平和。経済力のある人の言うことを聞いて、従っているが故の平和。でも、それは人の内側に平和ではないものがくすぶり続ける、表面的な平和なんじゃないかと思います。

そんな時代のただ中に、そんな状況のただ中に、イエスは「平和の君」として来られました。

私たちの内側に神との平和をもたらして、それによって私たちのまわりに平和を広げていこうとする平和の主です。

そのためには「見せかけの平和」を壊す場面もあります。
イエスは「私は平和をもたらすために来たのではありません。私は剣を投げ込むために来たのです」と言われたのです。血がつながっているから、同じ民族だから、なんてそんなことでつながっているような平和ではなく、私たちが神様との関係の中で生かされているが故に生み出していくような平和を与えようとしてくださるのです。

そんなメッセージでした。

終わった後に、一人の久しぶりの方が、「本当に私に必要なメッセージだった」とレスポンスをくださいました。おいでになった一人一人にイエスによる平和が生まれますように。

さて、今日のアドベント聖書日課。
今日はルカ2:1-7でした。

「ヨセフもダビデの家系であり、またその血統であったので、ガリラヤの町ナザレを出て、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。」4節。

これを読むと、本当に勘弁してほしかっただろうなあと思う。

そして思い出す、2年前の「想定外のクリスマス」のメッセージ。
そして、その後に経験した、想定外の出来事。そして、状況がどうなっていったか
そして、結末

でも、本当に想定外の出来事、自分の願いとは全然違う出来事の中で、語ってくださること、それは本当に大切なメッセージだと思わされます。

明日のキャンドルライトサービスは午後6時から。
神様の祝福があふれますように。