2009-11-03

かきごおりのおっちゃん。

今、夜の10時ですが、よく晴れています。
月が冷たい空で凛としています。


外の気温は8.6度。
まだまだ高めですが、この2時間で2度下がりました。
明日の朝は霜の降りる寒さです。


日本で手に入れた雑誌に、
「Ministry」というのがあります。
今年の初め頃に創刊された、
教会のミニストリーのための雑誌です。
キリスト新聞社からだされている、
新鮮な切り口からのこれからの教会を考える記事が多く掲載されています。


ネット上、あちらこちらで話題になっていたので、
是非、創刊号から読んでみたいと思いました。
夫婦ではまっています。


季刊なので、最新号は第3号。
ここには、我らがコバ先生も大きく取り上げられています。
特集は「牧師館からのSOS」。
決して新しい話ではないですが、
燃え尽きてしまう牧師の問題を主に取り扱っているみたいです。
そんな中で、ミーハーな私が最初に読みたいと思ったのが、
売れっ子の精神科医・香山リカさんが編集長と対談している文章。


最近知ったのですが、この方、高校の先輩だったみたいで、
いえ、全く接点はないのですが、
ただ、それだけで、親しみを感じてしまいます。
クリスチャンではないのですが、子供の頃、教会学校に行っていたり、
今でも友人に誘われて、礼拝に出席したり。
そんな立場からの発言、おもしろかったり、つっこみたかったり・・・。


その中の言葉。
「町を歩いている時も、『先生』よりも、『おっちゃん』の方が楽じゃないですか、牧師ではない匿名の人として扱われることって、ある種の解放感を伴うと思うのですが・・・。」


はい、必ずしも「匿名」でなくてもいいのですが、というか、名前はいつも持っていたいのですが、「おっちゃん」になるのは好きです。


最近は余り言われないのですが、
子供が小さい頃は近所の子供たちに、
「ハジんちのおっちゃん」と呼ばれたこともありました。
それがとてもすわりがよくて、気に入っていました。


これからももっともっと「かきごおりのおっちゃん」になっていきたいと思います。


さて、今日2回目の更新。
10月28日(水)の聖書。


久しぶりの新約聖書で、ピレモンへの手紙1-16。


「彼がしばらくの間あなたから離されたのは、たぶん、あなたが彼を永久に取り戻すためであったのでしょう。」15節。

神様はそういうこともなさる。
この「彼」つまりオネシモの行為は、
決して正当化されるものではない。

どんなにピレモンを傷つけ、苦しめ、怒らせたことだろうか。
その事実は決して変わらない。

でも、神様はその痛みの中で、
オネシモを悔い改めに導き、
それまでの「主人ー奴隷」という関係よりも、
もっともっと深い「主にある兄弟」という関係へと導かれようとしている。

引き離されることは痛い。
でも、それを通して、もっとよい意味で、
もっと長く、彼と共に歩むことができるようにしてくださった。

神様を信頼したくなる。
主を信頼して、じたばたしなくてよくなる。
主を信頼して、安心して歩める。
この聖書箇所が与えてくれた平安は大きい。

主よ、
あなたの御手の中にあっては、
悪も善に変えられます。
あなたにはそれがおできになるから、
安心して、あなたにゆだねます。
あなたが素晴らしいことをしてくださいますように。

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