2008-09-24

NYレジスキャン泣き笑い。

今日はまた暖かかったですね。
スーツを着てNYを歩きましたが、
朝はちょうど良かったですが、
夕方は汗をかくくらい。


でも、この天気も今日まで。
明日は北東の冷たい風が強く吹き、
夕方からは雨です。
どうやらハリケーンの可能性はなくなったようですが、
かなりまとまった雨になりそうです。
特に明日の夜からあさってにかけてが大雨です。
ご注意を。


また土曜日の飛行機もたぶん大丈夫でしょう。


さて、下の写真に写っている爪切りですが、
2週間前にNYで買いました。
出先で、コンピューターに向かって仕事をしていたのですが、
爪が長くて、結構イライラしていました。
で、近くのDuane Readeというドラッグストアで探しました。
「マイ爪切り」として持ち歩こうかと思って、我が家にないようなのをさがしました。
そして、$1.99という値段が付いていたので、これがいいや、と思って買いました。
そして、お金を払って出たら、値段が$2.49で付いているじゃないですか!
「ラッキー!」と思いました。


だって、家の近所のスーパーだと、値段が間違って請求された場合には、
その一品はタダになる!からです。(ただし、10ドルまで・・・それでも大きい・・・)
何度、それでタダのものをいただいたことでしょうか。
「そんなことばっかりしているのか?」とあきれられないようにと、
あえて書かなかったこともあります。
それくらい、ちょくちょく多く請求されているんですよ、皆さん!


で、今回もいつものように「値段が違うんだけど」と申し出ました。
そしたら、「あっちの人に言って!」と、「あっちの人!」「あ、ホントだ間違っている!あっちの人に言って!」とたらい回し。で、何度も「ちょっと待って、ホントに間違っているかどうか、確かめてくるから!」って何回も繰り返され、20分くらいかかって、やっとお金を返してくれました。


でも、お金は返してくれましたが、
品物はくれません。
「それ、ちょうだいよ」
「え、あなた返品じゃないの?」
「違うよ、値段が違っていたから払い戻しして欲しい」


「だって、あなた全額受け取ったじゃない?」
「そうだよ」
「だったら、品物は返すのが普通でしょ」
・・・確かに、私もつい15年前まではそれが普通だと思っていました。
でも、私の「普通」は変わりました。


「スキャンが間違っていたら、タダでもらえる」
これが私の普通になっていたのでした。


で、「普通は、スキャンが間違っていたら、タダでもらえるでしょ」と答えたら、
レジのお姉ちゃん(おばちゃんかも・・・)、のたまわりました。


「タダなんてこの世の中にないよ」
そして、たたみかけるように、笑いながら、
「タダのものは天国行ってから!こっち側にはタダはないの!」
って、言うじゃないですか!
私も馬鹿にされて腹が立って、
「あんた以外の店じゃ、これはタダなんだよ!」と捨てぜりふを吐きながら、
でも、しっかり$1.99で品物を買い直して出てきました。


「ああ、なんで、あそこで、『この世でもイエスによる救いはタダだよ!』と牧師らしいことを言えなかったんだろう?」って後でちょっと自己嫌悪。


でも、本当は、他の店のこと、知りません。
Shopriteはタダになるし、アトランタ時代のKrogerもタダになりました。
でも、他の店は知りません。Duane Readeだめなのかなあ。


さて、2週間経過して今日の話。
カバンの中をどんなに探してもボールペンがありません。
これはまた困ったな、と、Staplesで買うことにしました。


で、私はボールペンMade in Japanがいい。
途中でインク切れするとすごい悔しいし、
(でもよく途中でなくすけど・・・)
書き心地もいい。
で、日本製を探しました。
そしたら、見つけました。
Zebraの4本で4.99ドルのヤツ。
まあちょうどいいな、と思ってレジに持っていくと、
なぜか、スキャンして出てきた値段は$0.50。


思わず、「え?」と声が出てしまいました。


・・・ああ、ばか正直。


で、お店の人も首をかしげて、
もう一回スキャン。
やっぱり$0.50。
「いいのよ」とお店の人も「OK!」。
もちろん、私もこの期に及んで「$4.99って出てたけど・・・」
なんて言い出してお店の人を困らせたりしません。

こっちの場合は、さすがに文句言いませんよ、私も。
単なる打ち間違いは、さすがに悪いので「違うよ」と申告しますが、
お店の人がOK出したら、感謝して頂くようにしています。


アメリカに来たばかりの頃、一生懸命、おつりが多すぎることを説明していたら、
「ああ、よくわからない、とにかく、自分が得するんだからいいでしょ!」とうっとうしがられましたので・・・。
でも4本で50セントは安いですね。もっと買っておけば良かった。
5番街と44丁目の角にあるStaplesです。


長くなりました。
さて、今日の聖書。

今日はサムエル第二13章23-39節。


「それから満二年たって・・・」23節。

2年間ですよ、2年間。
2年間、ずっと恨みを持ち続け、
復讐の機会をねらっていたんですね。

そんな時間の使い方ってあるだろうかと思います。
2年間を恨みと、復讐の思い、そのための計画に使ってしまったなんて。

この後、アブサロムは王に謀反を企て、最後は戦死するのですから、
何のために生きていたんだろうかと思います。

ああ、恨みに生きてちゃいけない。
恨みに大切な時間を奪われちゃいけない。
そう思いました。

いざ、恨みを持たなければいけないような、
そんな経験をしたら、こんな思いはぶっ飛んでしまうでしょうから、
だからこそ、普段のこんな時に、
恨みに大切な時間を奪われるのは愚かなことなんだということを、
心に刻んでおきたい、ちゃんと明言しておきたい、
そのように思いました。

神さま、
アブサロムが2年間も恨みを持ち続け、
復讐の準備をしていたかと思うと、ぞっとします。
どうか、私を守ってください。
アブサロムのように恨みに時間を奪われているときがあったら、
どうか、私の心に語ってください。
2008年9月24日に、恨みに時間を奪われるなんてもったいない、
とそう思ったことを思い出させてください。
私の心を守ってください。








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