2009-05-05

もっともっと大切なものを。

今日も雨。
そして、今日は暖房も入れました。
ホント冷えました。


でも、明日は晴れてきて、
気温も20度を超えそうです。


今日はわたしたちの19年目のAnniversaryでした。
で、今年は息子が大学に行くこともあり、
来年が区切りの年で、まあ、今年はそれほどでも・・・ということで、
何とか安上がりにこの日を過ごそうと思いました。


で、一生懸命考えたら、
もう10年くらい前ですが、
BENIHANAの創業者のご令息の結婚式の司式をしたことがあり、
その関係で、何年か前に、汚職事件お食事券を頂いたことがありました。
それを思い出したのです。確か・・・まだ残っているはず・・・。


ありました、ありました。1枚。・・・2名様。
おお、ぴったりじゃないですか。
でも、発行日が2005年。
裏を見ると、1年間有効・・・。
つまり、もう2年以上も前に切れているじゃないですか!


あ、だめだ、と捨てようとしたところに、
「いや、ここはアメリカ、すべては交渉次第」と、
心に炎が燃え上がり、
最寄りの店に電話しました。


「あの~、手元にお食事券があるのですが、ちょっと古くて、2005年発行で、1年間有効って書いてあるんですが、なんとか、これでお食事ができませんでしょうか?」って、書いてて恥ずかしいようなことですが、イチかバチか、いや、ダメもとで、聞いてみたんです。


そしたら、「まあ、1年間有効だと言うことはもう切れていますよね」と、ちょっとつれない。


でも、そこで引き下がったら、男がすたる・・・ということで、もう一押し。「そこを何とか・・・」
「誰からもらったんですか?」・・・お、来た来た!それを聞かれたらもうこっちのもの・・・「創業者、そう、R. A.さん(2回しか会ってない・・・)の息子さんのKさん(こちらも2回かな)の・・・」と、小さなつながりを、一生懸命アピール。「結婚式の司式をした牧師です」までは言わなかったのですが・・・。


で、その店長とおぼしき人物「本部に電話して聞いてみる」とこちらの連絡先を聞いてくれました。まあそこまで行けば、何とかなる!しばらくして、「とにかく、おいでください」との連絡あり。ヤッタネ。


はい、おいしく頂きました。もちろん、エキストラの注文もして、チップも弾んで・・・。


アメリカ人向けにアレンジされた日本食ですから、余りそういうお招きでもないと行こうと思わないのですが、「もうこれは紙切れだ」と思ったものが、交渉で、なんとか、価値を取り戻すと、なんだか、とてもおいしく感じます。いや、ほんと、おいしく頂きました。


でも、そんな「求めて、交渉して、道が開かれる」アメリカ社会の中で、すぐにあきらめない、何とか、道が開かれないか、求めてみる、という姿勢が身に付いてしまいました。


でも、果たして、自分は同じことを神様にしているだろうかと思いました。求めなさい!とおっしゃる神様に、「いえいえ、私にはこれくらいがちょうどいい」とか、「そんなずうずうしい求めは・・・」なんて、簡単にあきらめていることがたくさんあるのではないかと思ったのです。変に物わかりがいいというか、あきらめが早いというか、お食事券の有効期限を3年間延長してもらうために交渉する情熱の何倍もの情熱をかけて、神様に祈る者でありたいと思います。

さて、昨日の聖書。
昨日はエペソ人への手紙2章1-10節でした。


「あなたがたは自分の罪過と罪との中に死んでいた者であって・・・」1節。

金、土、日とエペソ人への手紙を読んでいて、
1章はずっと、「神がどんなに豊かなものを与えてくださってきたか」について、
書かれていました。
本当に心奮い立たせられる思いがしました。
どんなにすばらしいものを自分がいただいているかを感じました。
でも、2章に入っていきなり、「罪」の話です。

でも、がっかりはしませんでした。
嫌な気持ちもしませんでした。

かえって、そんな者に対して、この神様の豊かなものを与えてくださっている、
そのすばらしさを感じました。
そのありがたさを感じました。
罪のことが語られて、本当に神様の愛を感じました。

罪がわかると、愛がもっとわかる、そのことが実感できました。

主よ、
あなたが、この罪に死んでいた者を、
生かしてくださったことを、生きるようにしてくださったことを、
こころから感謝します。
この喜びを、もっともっと多くの方々と共有できますように。

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