2009-11-29

成長。

日曜日です。
一日が終わって、夜、いろんなことを考えながら、
祈らされながら、過ごしています。
今日は総会で役員選挙もありましたので、
その結果を受けて、
祈りの夜を過ごされている方々も多いと思います。


主がすべてを御手の中に導いてくださることを、
信頼しています。


想像していなかったような、素晴らしいことが、
教会全体に、また一人一人のメンバーに、ありますように。


そんな総会を終えての帰路。
家族4人が2台に分乗。
私は高校生のユキと二人でした。


この子は、神様から与えられたスペシャルな子。
読んだり、書いたりはなんとか・・・ですが、
自分の気持ちを言葉にして伝えることに、小さなハンデがあるようです。
小さい時は「自分もそうだったから」とわたしたち夫婦二人で言っていましたが、
ちょっとそういうレベルとも違うみたいです。
普通の高校生の女の子がするような会話はなかなかできません。


学校でもスピーチセラピーとかやってもらっています。


たぶん、日本の学校だったら、
「おとなしい」とか「恥ずかしがり屋」
「あまり難しいことは理解出来ないみたい」
で片づけられていたと思います。


でも、学校の先生達の努力と愛と、
一人一人を大切にする行き届いた教育で、
少しずつ、話をするようになってきました。
教会のユースグループの先生も、そのように言ってくださっています。


そのユキが、最近は自分から、楽しかったこと、嬉しかったことを話すようになってきました。
今までは、こちらから聞いても「別に」「ふつう」とめんどくさそうにしていたのですが、
今日も、車の中で、教会で起こった「小さな子のかわいかった話」を話してくれました。


ユキとサキが、ちょっとした言い合いをしていたのを見ていた
小さなの女の子。
大きな声で「NO ケンカ!」と英語と日本語チャンポンで言ったとか。
大人はそこで、「いつも誰と誰のケンカを仲裁しているんだろ~?」と突っ込みたくなるのですが、
「かわいかったよ~」ととても嬉しそうでした。


そんな他愛のない話でも、この子とできるようになるとは、
本当に涙が出るくらい嬉しかったです。


神様がわたしたち一人一人の成長をそのように見てくださっているんだろうなあと思います。
わたしたち一人一人は違うんだよ、違っていいんだよ、とは言うのですが、
テストの点を聞くと、やっぱり「みんなはどうだった?」「平均点はいくつなわけ?」と聞きたくなるんですよね。でも、そんなのはどうでもいい。一人一人違った才能を与えられて、違ったものとして造られているんだ、そして、それぞれの成長を喜んでいてくださっている。


それを大切にしていきたいと思います。


さて、11月26日(木)の聖書。
エズラ記9:9-15


「その隅々まで、彼らの汚れで満たされている。」11節。

わたしたちは周囲の影響を受けやすい者です。
ある時には君子危うきに近寄らずで、
近寄ってはならない場面があるのだと思います。

でも、またイエスが弟子達をこの世に遣わします、と祈られたように、
わたしたちもこの世に遣わされるのです。

その中で、どのような関わりをすることが適当なのだろうかと思います。
本当に自分の弱さを覚えながら、人々のために、
仕える働きができるようにと祈らされます。

主よ、
あなたがわたしたちをこの世に遣わしてくださっています。
どうか、あなたの光を輝かす使命を果たさせてください。
その中で、この世の影響を受けてしまうことがないように、
いつの間にか支配されてしまうことがないように守ってください。

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