2007-12-13

留守番。

今日は午前中は雪で、
午後は「凍雨」。
Wikipediaでは「凍雨」は「Ice Pellets」の訳といわれていますが、
こちらでは、ice pelletsと言う言葉を使うこともありますが、
日常的にはSleetを使います。
透明な氷の粒がたくさん降りました。

そして、最後はFreezing Rain・・・こちらはウヒョー!と覚えやすい、「雨氷」。
これは少しだけだったら、木の枝がきらきらと光ってきれいです。
2-3日前にはオクラホマとかの方で、これがたくさん降って、
木が倒れたりして、大変だそうです。
停電して暖房が使えず、困っている方も多いそうです。

でも、こちらは雪から凍雨、そして雨氷と変わりましたから
大して積もりませんでした。
だいたい3センチくらい。

でも、結構、道路はシャーベット状態でした。

で、午前中の祈祷会はもちろんやりましたが、
午後のJOYJOYキッズクラブは休み。
残念。

でも、私は個人的には、こういう時も、
必ず教会で留守番をしたいのです。

皆さんに連絡をして、「お休みですよ~」とお知らせしましたが、
それでも、留守番は必要だろうと思っています。

自分が聖書学院の一年生の時、
北海道のある小さな町の小さな教会に派遣されました。
この教会、長屋の一軒を使ってやっていた教会で、
2-3人の方が集まっていました。

夏の間に、2人の男の子と仲良しになり、
彼らはいつも教会に来るようになりました。
山田君と小沼君。
小学校6年生だったと思います。
今から21年前ですから、今33歳くらいですね。

で、この教会、いつもは牧師がいなくて、近くの都市の教会の牧師さんが
1時間かけて通っておられました。

彼らのうち小沼君は私が東京に帰った後も、
その牧師さんが来て、お話をしてくれるのが楽しみで、
毎週教会に通っていたそうです。

でも、ここは北海道でも寒さの一番厳しい地域。
ある日曜日猛吹雪で、さすがにその牧師さんも
あの「塩狩峠」をこえてその町の教会に行くことができなかったそうです。

吹雪が収まった後、その牧師さんがその町の教会に行った時、
一つの足跡が教会の入り口まで続いていたそうです。

そして、その次の週から、彼は教会に来なかったと、その牧師さんは私に話してくださいました。

雪の降る地域に住むようになって、
何年かに1回やってくる大雪、
1度だけ経験した(1996年)吹雪、
その大変さを知ると、1時間山を越えてその町に行くのは無理だったとわかります。
でも、できるだけ、教会の集会を中止する時も、
教会の留守番をしたい、そのように思わされています。

そして、実際に礼拝を中止した何年か前の日曜日、
教会の皆さんに電話をしてそのことをお伝えしたのですが、
近くの韓国の教会に行かれている日本語のわかる韓国人の方が、
ひょっこり教会に現れました。
留守番をしていた私はその方と一緒にお祈りをして礼拝を守りました。

だから・・・私は留守番が大好きです。

今度の日曜日。
なんだか、雪も降るようですが、どちらかというと雨がメインになる見たいです。
雪は積もっても5センチくらい。・・・かも。

でも、もう、あんまり心配していないで、
ここで「だいじょうぶ宣言」をしてしまいましょう。

きっと、今度の日曜日は大丈夫!

・・・たぶん・・・ね。

今日の聖書です。
今日はイザヤ書の43章14-21節。

「先の事どもを思い出すな。 昔の事どもを考えるな。」
18節の言葉が心に留まりました。

神様が新しいことをしてくださる。
それを待ち望んでいます。

そして、昔のことに捕らわれてはいけない、
そう思います。

でも、今日、ここを読んだら、
この「思い出してはいけない」といわれている「昔のこと」は、
悪い思い出、つらい思い出、ではなくて、
神様の救いの思い出なんですよね。

だから、神様のしてくださったすばらしいことさえ、
神様がこれからなそうとしてくださっている、
「新しいこと」を縛ってしまってはいけないのだと気づかされました。

そう、私たちは神様が過去にしてくださったすばらしいこと、
それさえも、神様がこれからしてくださることを制限するものとして、
使ってしまっていることもあるんですね。

神様は過去のことを超えてすばらしいことをしてくださる。
今まで経験した最高にすばらしいことをも超えて、
神様はすばらしいことをしてくださる。

その神様の力を信頼して歩んでいきたいと思いました。

主よ、
あなたの大きさを制限するすべてのもの、
あなたがなそうとしている新しいことを
押し込めてしまう枠となるすべてものを、
私は捨てます。

あなたがなしてくださる新しいことを
信頼します。

自分のちっぽけな経験に閉じこもったりすることがありませんように。

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