2007-09-24

私たちが受け継いだ信仰・・・

今日もまた暑くなりました。
朝は12度だったんですがね。
昼間は日に当たっていると汗ばむ陽気。

今は夜の10時で、16.4度。
明日の朝はまた10度近くまで下がるでしょう。
そして、昼間は30度近く。

いやあ、この寒暖の差はきついですね。

今日は2ヶ月に1回の地区の牧師会。
フィラデルフィアに行ってきました。

そこである先生から聞いた話。
先生が、ヨーロッパに研修旅行に行かれた時、
イタリアでカタコンベに案内されたそうです。


それは迫害にあっていた最初の時代のクリスチャンたちが、
身を隠して、礼拝をしていた、地下のトンネルだそうです。
そこでガイドさんが話してくださったこと。

そこでの合図が今もよく車のバンパーステッカーなどに使われている「お魚マーク」
「イエス・キリスト・神の子・救い主」の頭文字を取ると「魚」ということばになったことから、このマークが「自分はクリスチャンです」という暗号になったわけです。今はもちろん、暗号でも何でもないわけですが・・・。

当時の兵隊たちがそこに捜索にはいると、中でたいまつが消えてしまうこともあったそうです。
そして、何にも見えない中で、出口もわからないで、何日かたつうちに衰弱していく兵士たち、そのタイミングを見計らって、クリスチャンたちは、衰弱した兵士に水を与え、食物を与えて、世話をします。そのようにして、兵士たちに自分たちの伝えたいこと、自分たちの神様からもらった愛を伝えていったそうです。そして、軍事力も経済力もなかった教会が、何百年もかけてローマ帝国の中に静かに浸透していったそうです。

迫害の中で命がけで、「イエスは神の子、私の救い主です」ということを伝えていった信仰の先輩たちがおられたから、今の私たちがいるのに、今の私たちはいったい本当に同じ信仰を受け継いでいるのだろうかと思います。今のアメリカや日本の教会は「comfortableなこと」「世の中で認められること」を求めすぎているのではないかと思いました

「あなたこそ、いける神の子キリストです」という信仰告白の上に教会は建っている、と昨日の転入会式でお話ししましたが、そこに本気で生きていく教会を建て上げる責任を感じます。

さて、今日の聖書。
今日はヨハネによる福音書第3章。

「人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。」
3節のイエスのことばです。

最近、「新しく生まれる」ということに語られることが多いです。
新しい発見を与えられているように思います。

私たちはキリストを信じて、神の子とされた時に、
新しい父を持ち、新しい家族の中に生まれた。
新しいアイデンティティーを与えられて、
新しい者とされた、
そのことの大きさを思わされます。

今まで、自分は自分を生んで育ててくれた家族のことにこだわりすぎていたように思います。
もちろん、ありがたいことなのですが、
「新しく生まれた」ということは、何よりも、
神を「父」として新しく生まれたということなんですよね。

そっちの方が土台で、
そっちの方を土台として、
自分のこの世の家族との関係を捉え直していく、
そういうことなんですよね。

新しいアイデンティティー、感謝します。

主よ、
あなたが私を、キリストにあって、
新しく生まれさせてくださってありがとうございます。
あなたの子供とされていることを感謝します。
あなたに受け入れられ、子供とされていることを、
もっともっと味わわせてください。
その意味をもっと深くわからせてください。
新しいアイデンティティーを感謝します。

2 comments:

  1. かきごおり先生
    湿度が低くなり涼しくなりつつあります
    秋の風が吹き始めています
    今日は、NJの大家さん(イタリア系アメリカ人)の娘さんからエアメールが
    大家さん夫婦(80過ぎ)の体調が思わしくないこと
    娘さん(57歳)が腎臓結石で体調が思わしくないことが書いてありました
    大家さん一家に癒しが与えられますように祈らなきゃ~~~

    先生の日曜日のメッセージお聴きしました
    糧、口から入れるものだけでなく
    ヨハネの福音書1章ではありませんが「WORD」御ことばも含まれると
    先生のメッセージを聞きながら再認識です
    御ことばを日々の糧として生きていかなくてはいけないですね
    毎日祈っている御ことばですが、より一層今日からは、深みが増しそうです

    そして、この糧にまつわる私の祈り
    週末に妹親子がコンビニで子猫を5匹拾ってきました
    一緒にネコを見ていた人が
    「自分は飼えないから」と
    おしっこシートとネコの赤ちゃん用ミルクと哺乳瓶を
    寄付してくださったそうです
    飼い猫が室内で産んだとしか思えない綺麗な状態で捨てられていたそうです
    本当にかわいい猫たちです
    妹のマンションでは、飼うことが許されていないので
    最長でも1ヶ月しか隠して飼えないそうです
    その間に、1匹でも多く日々の糧をこの子達に与えてくれる飼い主が見つかるように
    祈っているんです
    甥にも家でも学校のチャペルでも祈るように言いました
    人間のエゴで捨てられた猫ちゃんたちが
    1匹でも多く里親の手に渡されますように
    (1匹は、私の友達の友達が貰ってくれることになりました)
    神様に感謝です

    今日のヨハネ
    16節
    「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」
    (新共同訳)
    新改訳より、個人的にこっちの訳が好きです
    NIVも後で読んでみます
    神様の祝福、大きな愛を感じる1節です
    誰一人として滅びさせることのない
    全ての人々を受け入れる事の出来る
    そんな大きな愛を持っているのは、神様だけですね

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  2. 旧ジャージーさん、

    NJにおられたのって、もう20年前のことですよね。そのころの大家さんと手紙のやりとりがあるんですか。すごいですね。大家さん一家に守りと、主の語りかけがありますように。

    >そして、この糧にまつわる私の祈り

    猫ちゃんたち、本当にいい人たちにもらわれてほしいですね。主が与えてくださいますように。

    >誰一人として滅びさせることのない

    誰一人滅びてほしくないんですよね。みんなにプレゼントが差し出しされているんですよね。このプレゼントを受け取る方々が今年も次々と起こされますように。

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