2011-12-22

アドベント聖書日課12/22

今日はルカによる福音書2:8-14を読みましょう。

「すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える」10節。

正直なところ、今年は例年にもまして、神様はどんな思いでこのクリスマスをご覧になっているのだろうと思わされています。先日のFujisankeiの朝のニュースの若い女の子がクリスマスプレゼントに期待するもののリストで、50万円の腕時計とか、50万円のバッグとか、もちろん話題作りの側面もあるかもしれませんが、それは何だ?と思います(よい製品がそれなりの金額をするのはわかっていますが)。日本が大きな痛みを負ったこの年、クリスマスこそ、そこに目を留める時であるだろうに、このような話題を放送するテレビ局やわざわざアメリカにまでそれを持って来て面白おかしく放送するアメリカ側の企画の姿勢にも疑問を感じます。その放送の後から、ちょっとイライラしていて、気をつけないといけないな、と思っていますが・・・。そして、同じ日にラジオで流れていた話だと、クリスマスプレゼントで「あ、うれしい」と思うのは何十パーセントだとか、返品/交換が何十パーセントだとか・・・そんな話ばかりが耳に飛び込んで来ます。

この聖書の言葉はそんな世界とは無縁の羊飼いたちに与えられた言葉です。それは「すべての人」に向けられたメッセージでしたが、それを受け取ることができたのは羊飼いたちだったのです。日々の食べることに一生懸命で、その夜も、野原で羊たちとともに過ごしていた羊飼いたちだったのです。彼らに与えられる喜びでした。すべての人への喜びのメッセージだったのですが、神様は彼らを憐れんで特別に彼らに伝えたのではなかったでしょう。そうではなくて、彼らこそ、この喜びを受け取れる人たちだったのだということだと思います。
この救い主は「かいばおけのしるし」をもつ救い主です。わたしたちはどんなブランドを身につけるでしょうか?言ってみれば、イエスは「飼い葉桶」ブランドを身につけてお生まれになりました。そして、それはイエスの生涯を通してのブランドでした。イエスの目標はそこから抜け出すことではなくて、徹底的にそこに生きることでした。身を低くして生きることでした。仕えることでした。わたしたちはどうでしょうか。この喜びを受け取れるところにいるでしょうか。

私自身、自分を見失わないように、とこの数日思わされています。明日の中高生、あさってのキャンドルライトサービス、日曜日のタカホとメイウッドと2つの教会の礼拝、とクリスマスの集会が続きます。私のためにも祈って下さい。

今日はアップするのが遅くなりました。朝の祈りの時に間に合わなかった方々もおられると思います。すみません。
お一人一人の今日の一日の歩みのためにお祈りしております。

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