2011-12-20

アドベント聖書日課12/20

おはようございます。
今日はマタイによる福音書1章18-25節を読みます。

今日は聖書が手元にない方のために聖書検索のリンクを貼っておきます。
http://www.bible.or.jp/vers_search/vers_search.cgi

ここの下のほうの「書名章節検索」に「マタイによる福音書」と「1」章を入れると、1章が20節ずつ出てきます。ご利用ください。

さて、今日の聖書箇所から。

「ヨセフは眠りからさめた後に、主の使が命じたとおりに、マリヤを妻に迎えた。」(24節)

昨日書いたとおり、聖書はマリヤの苦悩については沈黙しています。そして、マリヤは賛美にあふれています。しかし、もう一人の当事者、婚約者のヨセフの方は苦しんだようです。婚約者が自分の身に覚えがない妊娠をしているのですから、当然でしょう。ヨセフはひそかに別れようと考えていました。私自身も同じ男性として、このヨセフの苦悩はどんなだっただろうかと思わされます。

そんなヨセフには夢を通して神は語られました。
「心配するな」「聖霊による子供だ」「救い主になるのだ」と。語られたときに、ヨセフはすぐに従いました。実は19節を読むと、ヨセフはもうすでに別れることを「決心していた」とあります。人間的な決心です。自分で勝手に決めた決心です。私たちは決心したことはあまり変えたくありません。もう決めたのですから。でも、神様のほうにはほかのお考えがありました。それが語られたときに、ヨセフはすぐに従いました。

私たちにとっても、今、必要なのは「主に語っていただくこと」なのではないでしょうか?主は今も時には夢で語られることもあるでしょう。でも、今はヨセフの時代と違って「聖書」が与えられています。ですから、主は今、何よりも聖書を通して私たちに語られます。日々、み言葉である聖書を読み、祈りましょう。そして、与えられたことを分かち合っていきましょう。そして、それだけではなく、そこに具体的に従っていきましょう。

今日の一日の皆さんの歩みが主の導きに単純に従うものとなりますように。

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