2011-02-16

自立のストーリー。

NYで一日を過ごす日。
今日はこの後、ちょっと予定があって、
夜には祈り会があって、
帰ってからではまたしんどいので、
今のうちに更新。


今朝も寒かったですね。
でも、もう風は収まっていて、
きょうは暖かくなるとわかっていたので、
らくちんでした。


明日、明後日とあたたかな日が続きます。
もちろん、いつまでもは続きませんから、
楽しまないとね。
ミッドタウンにいますが、この後の予定までは歩いて移動。


太陽に当たって、脳内物質のバランスを回復させて、脂肪も燃やす。
大切ですよね。


さて、去年の秋頃に初めて聞いたのですが、
「トイレの神様」が1月末に見た「紅白」のおかげで、
我が家でブレイク中。おそ〜、とか言われそうですが、
まだ、「知らない」という方々が周りにおられるので、
遅ればせながら、埋め込んでおきますね。
約1000万回の再生の中で、20回くらいは、うちの家族。







特に、サキがえらく気に入ったみたい。
一番好きな歌手はJustin Bieberという、
典型的なミーハー娘なんですが、
日本の歌は、こうゆうのが好きみたいで。
去年はアンジェラ・アキでしたからね。
一応「嵐」とかも、知ってはいるのですが・・・。


で、「トイレの神様」の話ですが、
人によって、感じる部分が違うんでしょうが、
私にとっては、「自立」の歌であり、
自分の親や周囲に対する「反発」と「感謝」を思い出させてくれる歌です。
勝手な思い込みだとしても、
「いつの間にかマイ・ストーリーを歌ってくれている。」
そんな気がします。


「どうしてだろう?」と歌われていますが、
絶対、彼女はおばあちゃんのもとを去らなければいけなかった。
出て行かなければならなかった。


「大切なものをなくして行く・・・」と歌っているけど、
確かになくしたものはたくさんあったけど、
何かをなくしてでも得なくてはならないものがあった。


ぶつからなければならなかった。
うまくやっていてはいけなかった。


でも、そこにはやっぱり「悪かったな」と思う思いがある。
だって、育ててくれたんだから。
愛してくれたんだから。
厳しい言葉だって、大切な存在だからこそ与えてくれたんだから。


そして、人の命には限りがある。
だから、「何でもっと優しくできなかったんだろう」
そういう経験をする。


でも、きっといいのだと思います。それで。


神学校にいたころに、
心理学の先生が言っておられました。


「思春期、青年期に、子供たちは親の作った小屋を壊して、自分の家を建てなければいけない。だから、親があんまり立派な家を建ててしまうと、それを壊すのにものすごいエネルギーがいる。反対に親の作った小屋があまりに不安定だと、どうしていいかわからなくなる。」


小屋を壊してよかったんだって。
壊したからこそ、「ありがとう」って思いがわいてくる。


振り返って親としての立場に立つと、
基本的に何でもOKの親ですが、
頑固な部分もしっかり持っていないとな、と思っています。
そして、自分たちが作った小屋を子供たちが壊して、自分の家を建てたときに、
それが痛くても「おめでとう」と言ってやれることができるように。


ということで、そんな親の元で、
この歌、子供たちはどんな気持ちで聞いているんだろうなあ、と思います。
大人の自分たちがわからない、いや、忘れてしまった、
心動かされるポイントがあるんでしょうね。


でも、面白いことに、この2週間、毎週日曜日に、教会から帰ると、みんなでトイレ掃除をするようになりました。これが一番の収穫、かな。あと、「おばあちゃんに会いたいか?」と聞くと、涙目で「うん」とも。


さあ、おばあちゃんたちにはしっかり五目並べを練習してもらっておかないと・・・。
次に会わせてあげられるのは、いつになるかわからないけど。


さて、今日の聖書。
今日はアモス7:1-9。


「神、主よ。どうぞお赦しください。ヤコブはどうして生き残れましょう。彼は小さいのです。」2節。

アモスのとりなしの姿。
必死になって、神の前に民のために取りなしをした。

預言者の本来の働きは、
神の側に立って、神のメッセージを人々に伝えること。
けれども、ここで、アモスは、
人々の側に立って神にとりなしをするのです。

自分もとりなしの使命が与えられているんだよなあと思わされました。
そう、神様の前に立って、執りなす者とならせていただきたいです。
神様はそのような者を探している、とも言われました。

人々への愛。
人々への関心。

私もとしなしの使命を果たさせていただこう。

主よ、
どうか、今日、この地で歩む人々、
ここに生きる人々のために、守りを与え、
赦し、生かしてくださいますように。
私をもっともっととりなしの祈りの世界に引き入れてください。

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