2010-07-23

無条件の尊敬。

今日は朝からちょっとどんより。
雨がパラパラ降っていたのですが、
昼ごろにはザーッと降って、
その後、晴れてめちゃくちゃ蒸し暑くなって、
そして、夜8時頃、猛烈な雷雨。


夜10時過ぎで、雨のおかげで少し下がって24.5度、
何とか熱帯夜は免れましたが、今夜は蒸し暑い夜になりそうです。


明日は熱波+雷雨。
ちょうど、今日のシカゴあたりの天気がそのまま東に移ってきそうです。


何週間か、前にカルフォルニアの日系教会から送られてきた一冊の本。
そこの教会で翻訳をして、
アメリカの日系教会に一冊ずつ送ってくださっているようです。
題は失念してしまいましたが、夫婦関係についての本です。


エペソの5章に書かれている夫と妻とに対する勧めの中で、
夫に対して、妻への「無条件の愛」を求めているのは、
キリストが教会を愛したように・・・とよく語られるが、
反対の、妻に対して、夫への「無条件の尊敬」を求めてられていることは余り語られない・・・という趣旨の文章がありました。


確かに、「無条件の愛」というのはよく聞くことばですし、
大切な事だと思います。
でも、「無条件の尊敬」というのは余り聞かない言葉です。
「尊敬は勝ち取るもの」みたいな気持ちが男性には強いかもしれませんね。


例えば、「無条件に尊敬している」・・・と言われたとしても、
喜んでいいのか・・・みたいな戸惑いもあるでしょう。
「愛」は「無条件」としっくりつながるのですが、
「尊敬」はなかなか「無条件」としっくり来ない。


でも、少なくともわかるのは、「男性は尊敬されて力が湧いてくる」みたいなところがある、ということです。だから、「敢えて尊敬しよう」という決意、決断が大切なのかもしれませんね。もちろん、その背後には「神様に愛されている喜び」が支えとしてなければいけないのでしょうが・・・。


まだ読み始めなので、ぼちぼち読ませていただきたいと思います。


送ってくださった教会の皆さんに感謝。


さて、昨日の聖書。
昨日、7月22日はローマ10:14−21でした。


「聞いたことのない方を、どうして信じることができるでしょう。」14節。

誰が伝えなければ、聞くことができない。
聞いたことがなければ、信じることなどできない。

だから、私たちには伝えていく使命と責任がある。
どのように受け取られるかはわからない。
その時には受け入れられないかもしれない。

でも、その時々、その一瞬一瞬、神様から力をもらって、
伝えていく者でありたい。

たとえ、受け入れられなくても、
その心の何処かに残ればいい。

どこかに残って、いつか、信じることができる日が来るように祈りつつ。

主よ、
語らせてください。
もっともっと、あなたのことを語らせてください。
御言葉の種を蒔かせてください。
そしてやがての日に、実を結ぶのを見ることができますように。



5 comments:

  1. 「無条件の尊敬」について、私も以前ブログに書いたことがあります。
    http://d.hatena.ne.jp/mmesachi/20070128 
    コメント欄の皆さんのコメントも興味深かったです。
    妻にとっても夫を「無条件」に尊敬するって難しいですが、夫にとっても、尊敬はされたいけど、そのためには尊敬に値することをしなければならない、という思いがどうしてもあるみたいですね。

    その本、読まれましたらまたお分ちください!

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  2. はちこさん、

    そうそう、はちこさんの2年前のブログで紹介されていた「Love and Respect」が邦訳されたんですね。「愛されたい妻と尊敬されたい夫」という邦題。

    その本の中にも、「『孤独で、世界の誰からも愛されていない』と感じることと、『自分は無能で、誰からも尊敬されていない』と感じることの、どちらか一方を選ばないといけないとしたら、どちらを選びますか?」というアンケートの結果も紹介されていました。男性は後者のほうがきつい人が4分の3だったと。

    でも、「respect」と「尊敬」のニュアンスもちょっと違うかもですね。「尊敬」の方が私の感覚では、「勝ちとらなければならない」度合いが高いように感じます。「respect」の方が、あなたを一人の人間として「respect」する、ということができるかな。そして、言われても大丈夫かも。でも、一人の人間として無条件に「尊敬する」というのは、なんだか、ちょっとありがたみがない、感じがしてしまうんですよね。自分の何かを認めて尊敬して欲しい、みたいな。

    だから、人によっては、プライドゆえに、「無理に尊敬してくれなくてもいいよ」とか、「そんな尊敬のされ方は惨めだ」といういじけた気持ちになってしまうかも・・・とも思います。

    教会の机に置いて、毎朝、聖書を読んだ後に、ちょっとずつ読んでいます。また感じたこと、分かち合います!

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  3. あ、2007年の1月だから、なんと3年半前。

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  4. かきごおり先生、言われてみれば、実にごもっともですね。うちの夫も、「尊敬されるためには、尊敬されるに値することをしないと…」と言っていましたが、「無条件の尊敬」では、by definition,尊敬することにならないというか…

    「あなたはな〜んにもしてくれないけど、でも無条件で尊敬しているわ」というのは、やっぱりどこか違いますよね。そんなこと言われても、嬉しくないですよね。

    おっしゃるように、「尊敬」には、その人が成し遂げたことに対する敬意、というニュアンスがありますよね。でも、エペソ書が「自分の夫を敬いなさい」と言っているのは、必ずしも「尊敬せよ」という意味ではなく、むしろ「尊重」に近いかも? う〜ん、というか、尊敬と尊重の中間くらい? 難しいですね〜。この件については、もうちょっと考えてみたいです。

    で、先生が読んでらっしゃるのはLove and Respectの邦訳なのですか?

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  5. はちこさん、

    実は私も「尊重」の方がしっくりくるかな、と思いました。でも「男性は尊重されることを求めている」という文章になるとまたちょっとしっくり来なくなるんですよねえ。難しいです。翻訳のお仕事はどんなに大変かと思います。

    ま、男性も女性も「大切にされること」を求めているのでしょうが、そう言ってしまったら元も子もないわけで・・・

    はい、Love and Respect by Emerson Eggerichs の邦訳です。今年3月に発行されたそうです。

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