2009-04-27

アシュリーのこと。

夜の10時です。
今日は結局家の庭では31.5度まで上がり、
結構暑かったです。
でも、昨日に比べると4度も下がりました。


明日はまた35度くらいいくんでしょう。


でも、この暑さも、明日までです。
そのあとは20度くらいの日が続くでしょう。
過ごしやすい季節です。


昨日、教会のある方から、
アシュリーちゃんが亡くなったんだそうですよ、
とお伺いしました。


以前、何回かフジテレビでとりあげられた難病を抱える女の子。
10代にして体はもう老人になっています。


お母さんが神様に出会って、クリスチャンになられた様子がウェブページに載っていて、
その日本語版がなかったので、「訳していいですか?」と伺って、
教会の月報でもご紹介しました 。


日本に行っている時に、たまたま、
彼女の町、カナダのレスブリッジで日本語教会をされている
牧師さんにお会いしたのですが、
「最近はペットショップのアルバイトもしておられないみたいだし、あまり状態は良くないのかもしれませんね。」とお伺いしていて、彼女ももう17歳。もう厳しい状況なんだろうと思っていました。


今日、検索をかけると、その町の地方紙の死亡広告欄 に21日に召天されたことが、
書かれていました。


また、彼女自身の証 が英語で、書かれています。
2005年に個人的に主を救い主として受け入れた、とあります。


母親のロリーさんと何度かメールのやりとりをしたことがありますが、
日本の普通のテレビ番組で、彼女の信仰の姿勢がちょっと違って報道されていることをお知らせして、彼女も一生懸命番組のスタッフとコミュニケーションを取られたのだと思います。そのあとに出された本にははっきりと、自分たちを支えているのは神様なんだと、明らかにされています。


その今や文庫本にもなっている本、「みじかい命を抱きしめて」 の最後のロリーさんの言葉、それは信仰の告白です。


プロジェリアという病気を解明することは、人の老化を解明することだとよく言われます。人類の永遠の課題である老化を解き明かすために、プロジェリアは神様が遣わされた病気だと言う人もいます。ただ、私にはこう思えてしかたがないのです。短い人生を一生懸命生きることの大切さを教えたい。そして、自らの死や生きる目的を考えてほしい。そうお望みになった神様が送り込んでくれた天使ーーそれがアシュリーなのだ。と。


主の慰めがご一家にありますように。


さて、昨日、日曜日の聖書。
昨日のところは本当に心に語られました。
今日も、何度もその言葉が心に響いてきました。
昨日はゼパニヤ書3章9-20節。


「わたしは、あなたのうちに、へりくだった、寄るべのない民を残す。彼らはただ主の御名に身を避ける。」12節。


寄るべのない民・・・他に頼るもののない民、ということでしょう。
その時に、ただ神様を頼るしかない。
それこそが、神様の祝福の道なのだということですね。

私には他に神様以外に頼るものがあるだろうか、と思います。
お金も、能力も、・・・でも、やっぱり自分がすぐ頼ってしまうのは、
「人」なんじゃないか、と思います。

人に頼って、「あの人がいるから大丈夫」と思うこともたくさんあります。
でも、頼ると神様に取り去られてしまうんですよね。
ああ、それは困る。じゃあ、頼りにしないようにします。
ん、でも「それじゃ困る」と思うこと自体、頼りにしている証拠ですね。

頼りにして、寄りかかってしまうのではなくて、
互いに神様を頼りにする同労者として、
神様の前に恵みを受ける者として、
「主にあって」信頼して行こうと思います。

主よ、
あなた以外のもので、私が頼りにしているものはないでしょうか?
あなたを頼りにして、あなたに信頼して歩む者とならせてください。

2 comments:

  1. かきごおり先生
    このところ、何故か、アシュリーちゃんのことが気になっていました
    亡くなられたんですね・・・
    日本では何度か、ドキュメンタリーとして放送され
    私の中で、気になる存在でした
    大きな病気を背負ってこの世に生まれ
    色々な事を私たちに教えてくれたアシュリーちゃん
    全てが、神様のご計画で
    神様の御用を果たされ、天の御国に召されたんだなと思います
    主の癒しが、ご家族の上にありますように

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  2. Anonymousさま、

    初めて見た時は本当に衝撃的でした。
    病の深刻さもそうですが、
    それ以上に本人の姿勢が驚きでした。

    そして、お母さんの文章を読んだ時に、
    その背後にどれだけのストーリーが隠されていたかも。

    彼女はこの地上の生涯を駆け抜けましたが、
    その生き様は、これからも、
    私たちに語り続けていくことでしょう。

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