2008-02-18

ひらめきと努力

今日は朝から暖かな一日でした。
ちょっと気持ち悪いくらい・・・
でもそんなこと言っちゃあいけません。

ほんとうに暖かい日は助かります。

でも時々雨も降って、
夕方からどんどん気温は下がってきました。


今、夜の10時すぎで5度まで下がってきています。


明日の朝は0度くらいまで下がる予想が出ています。
昼間も5度以下でしょう。

気温の変化が激しいときは、ホント、注意が必要です。
お体には気をつけて・・・。


日本で、夜滞在先に帰って、寝る前に何の気無しにテレビをつけると、

一つの思いつきから、ビジネスを初めて、今では年商5億円を上げる会社の経営者となった、主婦の方の話をしていました。

そのビジネスは、1年半前の日本訪問の時、「至れり尽くせりだなあ・・・」と思って写真付で紹介した地下鉄の「降りる駅でどの出口から出るためには何両目に乗ればいいか」をまとめた表でした。

1年半前の記事はコチラ

で、この表を作るきっかけは、その方がベビーカーを押しながら地下鉄のホームで歩き回っていた時に、「こういうのがあればいいなあ」と思ったことだったそうです。

ここまでは誰でも思いつくこと。
でも、ここからは誰でもやることではない。

まあ、自分がいつも使っている駅では、
何時の電車の何両目に乗って茅場町駅でダッシュで乗り換えると、
日比谷線の何時何分の東横線直通電車に乗り換えられて、
高校の駅には何時に着く、とか当たり前にやっていましたからね。
だから、余り必要だとは思わなかったわけですが、

久しぶりに海外から東京に来て、
え~っと・・・と迷うんですよね。

だから、そういう人には確かに必要。

必要だなあ、とか、あったらいいなあ、で終わるのが普通の人。
でも、このお母さんは違った。
週末、夫に子供を任せて、地下鉄の駅を全部回って、
階段の位置、トイレの場所、エスカレーターの場所、一つ一つ調べて、
ノートに書き込んでいったそうです。

ちょうど、地下鉄サリン事件のあとで、
そんなことをしていたら、「怪しいヤツ」ということで、
何度も職務質問をされたそうですが(まあ、そうでしょうねえ)、
全部の駅のノートができたところで、
「これは何かの形にしないといけない」と思ったそうです。

それで、いくつもの出版社を回ったそうですが、
その中で最初に採用してくれたのが、
an(元の名は「アルバイトニュース」・・・私もよくお世話になりました)。
アルバイトの面接の時間に遅れないように、
準備をする助けになる、と掲載されたそうです。

それが、あちらコチラで採用され、
ついに営団地下鉄(・・・あ、今は東京メトロ・・・ですね)に採用されたそうです。

いやあ、すごい、と思いました。


ひらめきだけじゃなくて、努力。

ほんとうに大切だと思います。
私たちは神様から素晴らしい「福音」という宝物をもらっているわけだから、
それをどうやって、多くの方々に伝えていくのか、
「ひらめきと努力」で、やっていこうと思いました。

ものすごいやりがいのある、
情熱をかけるべき働きだと思います。


さて、昨日、日曜日の聖書。
昨日は、ルカによる福音書13章18-35節。

「努力して狭い門から入りなさい。」24節。

狭い門からはいる・・・。
よく聞く言葉です。

なんだか、のほほーんと生きている自分がいるように思います。
狭い門から入ろうとしているだろうか。

ある時は、これは「見つけるのが難しい」という意味で取られることがあります。

でも、「努力して」ということとはちょっと違う感じがします。

もちろん、入試じゃないんですから「競争率が高い」という意味ではありません。

ひたむきに・・・という感じでしょうか。
脇目もふらずに・・・でしょうか。
捨てるべきものを捨てて・・・ということでしょうか。

いずれにせよ、
自然体だけではない、ということでしょうね。

パウロの

「競技場で走る人たちは、みな走っても、賞を受けるのはただひとりだ、ということを知っているでしょう。ですから、あなたがたも、賞を受けられるように走りなさい。 また闘技をする者は、あらゆることについて自制します。彼らは朽ちる冠を受けるためにそうするのですが、私たちは朽ちない冠を受けるためにそうするのです。ですから、私は決勝点がどこかわからないような走り方はしていません。空を打つような拳闘もしてはいません。私は自分のからだを打ちたたいて従わせます。それは、私がほかの人に宣べ伝えておきながら、自分自身が失格者になるようなことのないためです。」

というコリント第1の手紙9章24-27節の言葉を思い出します。

主よ、
狭い門からはいる、ということの意味を、
もっともっと私の実生活の中で教えてください。

そして、情熱を持って、
あなたの福音を伝えていく、
その熱心さを守ってください。
自分の力による熱心さではなく、
ただ、あなたの愛に押し出される熱い思いによって、
歩む者とならせてください。

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