2011-07-21

熱波真っ最中。

はい、暑いです。
今日の最高気温は38.4度Cでした。
華氏だと101度。しっかり3桁行きました。


で、もっときついのは、夜になっても外の気温が下がらないこと。
今は、夜の11時20分ですが、外はまだ32度Cあります。


これはほぼ確実に熱帯夜でしょう。


そして、明日、あさってと3桁の日が続いて、
日曜日からちょっと落ち着くようです。


今日、父が来た時に日本から持ってきてくれた
桃井和馬さんの「妻と最期の十日間」を一気に読みました。


氏の奥様ヘの深い愛情に感動するとともに、
理屈を超えた心の痛みの中で、起こることを、自分はわかっていなかったな、と思わされています。


そして、もう一つ。
奇跡に対する氏の態度。
奥様がくも膜下出血に倒れて1週間あまり。
人々がメッセージを送ってきてくださる中には「奇跡を祈る」「祈りに応えて神は奇跡をしてくださるだろう」という励ましもあったそうだ。


でも・・・、


「祈れば神は必ず応えてくださる」というのは「神を矮小化することだ」という。それは、神を自動販売機にしてしまうことであり、人間の思考の中に閉じ込めてしまうことだという。神は本当はもっと大きい方なのだと言う。


そして、絶対に「奇跡」など求めない、とまで言い切られるのだ。


自分はどうかなあと思いました。


多分、やはり奇跡も祈るのではないだろうか。
教会に病を負う方が起こる時に、
私たちの健康をも支配しておられる神に祈るのではないだろうか。


でも、その一方で、氏の言われるように、
「祈った通りになる」と言うならば、それは神をふりまわすことであり、
神を自動販売機にする事であり、神を自分の頭で完全に理解できる存在に引き下げることだと思う。
神を自分の頭に閉じ込めることだ。


そして、氏の究極的な祈りに心を合わせたいと思わされた。


「あなたの判断のすべてを受け入れさせてください。それを受け入れるだけの力を自分に与えてください」


主よ、
私にあなたが備えていることを、
受け入れることをさせてください。
その中には「受け入れるのがむずかしい」こともあるでしょう。
ただ、奇跡を求めたくなることもあるでしょう。
もしも、あなたのみこころならば、奇跡をなしてください。
でも、あなたを私の人生の王として迎え、
あなたに従って行く者とならせてください。

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