2012-07-16

「虹」神の栄光と、神の決意。

5月の末からの続き。
カルフォルニアから帰ってきて、1週間後。
6月6日の夕方に郵便局が閉まる前に郵便を出そうと思って、通りに出たら、なんだか車がゆっくり走っている。「もう、急いでいるのに!」と思って、曲がり角を曲がったら、そこには見事な虹が。多分、人生で一番はっきりくっきりの虹でした。

で、結局、「消えないでくれ〜」とあわてて家に帰ってカメラで撮ったのがこの写真。

外側にもうすーく、写っていますが、実際はもっとはっきりと見えたダブルレインボウでした。


で、くっきり写っている内側の虹を望遠で撮ると・・・


赤、橙、黄、緑、青、藍、紫と見えますね。無理やり言っている感もあるけど。
でも、その内側に黄色と緑もあるように見えます。

本当にそれほど、鮮やかな虹でした。

虹って、英語ではrainbowで「弓」なんですが、実は旧約聖書が書かれたヘブル語でもそうなんですね。「雲の中に弓が現れた」と。新約聖書も含めて、聖書の中には4回出てきます。

ヨハネの黙示録の4章で、神の栄光の姿として、10章では天使の姿として、虹が輝いている姿が描かれています。

またエゼキエル書の1章にも、神の栄光を表す様子として使われています。
「そのまわりにある輝きのさまは、雨の日に雲に起るにじのようであった」1:28。

その「弓」としての力の象徴か、それともその鮮やかな色ゆえか、神の栄光を表すものとして虹は理解されてきたようです。本当にそうですよね。私もこの虹を見た時に、「かみさま、すばらしい!まさにアーティスト!」と思いました。

そして、もう1つが創世記の9章のノアの記事です。

神は虹を契約として与えられたとあります。
「もう、私は洪水によって人を滅ぼすことはしない」と。
この虹はその契約のしるしだ、と。

この「洪水」と訳されている言葉はノアの洪水にしか使われない言葉で、「地のすべてを滅ぼし尽くしてしまう大洪水」を指しています。ですから、神様は「地のすべての人々を滅ぼし尽くすような洪水はもう起こさない」と言われたわけです。

ということは、私たちはこの神様の決意がなければ、地上からぬぐい去られてしまっても、滅ぼされてしまってもおかしくなかった、それほど、人の罪は深いのだということを聖書は語っているのだと思います。

そして、神はもっと大きな決意をしてくださいました。それは私たちが信じる時に救われる道を開く、そして、そのために、私たちの罪が赦されるためにひとり子を与える決意をしてくださったのです。

次にこんな虹を見る時にはそんなことを思いながら見上げようと思います。

今も、大雨の中におられる方々のために守りを祈りつつ。

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