2011-05-24

人生の重さ。

日曜日、ミズーリ州のJoplinを襲った竜巻は、市の中心部を直撃して、
一つの竜巻としては、史上最大の120人以上の犠牲者を出しています。
そして、今も連絡が取れない人々が1500人もいるそうです。
その中の多くの方々はただ「連絡が取れない」だけであると信じられているのですが、
更に多くの方々が犠牲になった可能性もあります。
今日、明日と、オクラホマ州を中心に竜巻の起こりやすい天気が続くようです。
これ以上大きな被害が出ませんように。


昨日、ここに書いて「祈ってください」とお願いした訪問ですが、
本当に幸いなひとときでした。
お祈りしてくださった皆さん、心から感謝します。


日本でアメリカの兵隊さんと結婚されて、60年前にアメリカに来られた84歳の女性。
でも、そんな年齢に見えない若いおばあちゃんでした。
1ヶ月くらい前にheart attackを経験されて、
心配したクリスチャンのお孫さんが日本語のわかる牧師をさがして、
連絡をしてくださいました。


お孫さんとお電話で話した時には、
とにかく「神様がイエスさまを通して救ってくださることを話してほしい」という感じだったので、わたしもそうなんだなあ、「神様と罪と十字架と・・・」と思っていたのですが、
でも、今日いろいろ考えて祈っている時に、「聞かせていただこう」と思わされたのです。


いつかも書いたのですが、
いつだったか、映画の「タイタニック」を見た時に、
しょうもない話をドラマにしていることに腹立たしさを感じて、
でも、それだけじゃなくて、背景でたくさんの人々が海に落ちていく、
その場面を見ながら、ここにはもっともっとたくさんの人生があって、
同じ重さの人生があって、そして、もっと分かち合うべきドラマがあるのに、
主人公以外の人々はただの「数」になってしまっていることに、
嫌悪感を覚えたのでした。


そして、日本で人々の話に耳を傾けてきたのんちの話を聞きながら、
わたしももっと「聞こう」と思ったのでした。
少なくとのおばあちゃんにはわたしが出会ったことがないような、
重い話があることは分かっていたから、
とにかく、その人生に敬意を表して、
軽々しく、「キリスト教教理」を語ることはしまい、
と思ったのです。


楽しかったです・・・。
ホントに意気投合!でした。


また、お会いする約束をして失礼しました。
続けてお祈りください。


神様、
あなたの与えてくださった出会いに感謝します。
あなたの導かれた人生の重みを思わされます。
それに敬意を持ち続けることができますように。


一つ一つの人生に敬意を表すことをもっともっと学ばせてください。

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