2011-05-22

仕える。

今日は曇り空で涼しい一日でした。
運動会だった皆さんに、夜お会いして、
「よかったですね、暑くならなくて・・・」と申し上げたら、
「いやあ、逆に寒かったんですよ〜」ということ。
それもまた大変だったでしょうね。


明後日の火曜日は30度を超える予報が出ています。
湿度も高そう。
今日の日曜日も体調を崩されている方々がちらほら。
みなさんのお体が守られますように。


先週の木曜日5月19日、のんちのことを紹介してくださった山元町のりんごラジオのブログの、次の日、5月20日(金)の話題は「トイレの神様」でした。短いエントリーだったので、そのまま引用させていただくと、



役場周辺にある2ヶ所の仮説トイレ。
いつもキレイなのは、掃除をしてくれている方たちのおかげです。
ありがとうございます。皆でキレイに使いましょう!

ホントに大切な働きですよね。


今日、わたしたちの教会のゲストで来てくださった
ポール鈴木宣教師。昨日の夜、我が家に泊まっていただいて、
いろいろ話をしていました。


あちらこちらのブログに散見される悲しい話ですが、
海外から来られるボランティアの方々の中には、
頼まれたことを、するのではなくて、
とにかく自分のしたいことをさせてくれ、というかたがたもおられるそうです。


ポール鈴木宣教師の話では、あるところで、
「トイレ掃除をしてください」と言われた海外からのボランティアの方、
「私はトイレ掃除をするためにわざわざ来たわけではない」とそれを断ったんだ、ということです。
私はそれを聞いて、本当に悲しい思いになりました。


でも、今朝、祈っている時に、
私自身がそこに置かれたら、
多くの犠牲を払って、多くの人々に祈ってもらって、
たぶん誰かと心がふれあうような経験を願いながら、
遠い日本にやってきて、いきなり「トイレ掃除をしてください」と言われたら、
自分がその立場だったら、どう感じるだろうか。本当に心からその働きを感謝して受け取れるだろうか、そんなことを問われました。
他人のことをとやかく言うことなんかできない、自分勝手な自分の姿を見せつけられるような、気がしました。


最近は「トイレの神様」の歌を利用して、
子どもたちにトイレの掃除をさせている父親ですが、
今日は時間が限られて「丁寧に」とはいかなかったのですが、
せめて自分の家のトイレは感謝しながら、掃除させていただこうと、
そして、もしも、公共のトイレを掃除する場面ができたら、
(子どもの頃、日本にいた頃は結構ありましたけどね、アメリカに来ると、教会のトイレ掃除も、業者の方に頼むケースが多いです)
心から仕える者にないたいと思わされました。


今日のポースポール鈴木宣教師のメッセージはすばらしかったです。
まだ教会のHPにはアップされていません(許可が出るかどうかもわかりませんが)が、「私のナイキの上下は何だろうか?それがどんなに高価な、自分にとって大切なものでも、見つめるべき目標、目指すべきゴールへの邪魔になるならば、かなぐり捨てることの大切だ」と思わされました。

かみさま、
仕えることを教えてください。
仕える者とならせてください。
自分のやりたい方法でなかったとしても、
自分の思った通りの働きでなかったとしても、
仕えること、従うことを教えてください。

2 comments:

  1. ポールさんは、CCの講師のお一人でもあります。とても楽しみです。
    講師陣も、参加者の中にも、被災地に行ってこられた方々が何人かおられるので、その方たちからのご報告を伺い、皆で祈るときも持つ予定です。

    クラッシュジャパンのボランティア向けフィールドマニュアルの翻訳に関わりましたが、海外から、また国内から来るボランティアたちが持つべき心がけもしっかり押さえられており、こういうトレーニングを受けてから被災地に入るボランティアなら、信頼できるだろうなと思わされる内容でした。

    ボランティアも、いろんな団体を通して来る人たち、また個別の教会や個人で来る人たちもおられるでしょうから、ボランティアとしてどれくらい整えられているかも、千差万別なのでしょうね…

    のんち先生のお帰りはもうすぐですね。ご家族のもとに帰ってくるのが楽しみであると同時に、現地を離れることに後ろ髪を引かれる思いもあるのではないかと想像します。
    神様がのんち先生を多いに祝し、豊かに用いてくださっていること、心から感謝し、主の御名を讃えます。そして、留守を守っておられるかきごおり先生の、背後での支えがなければ神様ものんち先生を用いようがなかったことを思い、かきごおり先生の上にも主の豊かな祝福がありますことを祈ります。

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  2. はちこさん、
    そうですね、今度の週末はCCなんですね。もう一人の講師である宮本先生も数年前にわたしたちの教会においで下さったことがあります。よろしくお伝えください。すばらしい3日間となりますようにお祈りしております。はちこさんのご奉仕も祝福されますように。

    多くの方々が熱い思いを持ってくださっているが故に、その思いが強いが故に、受け入れられる方々のご苦労もいろいろなことがあるだろうと思います。受け入れてくださる方々が守られますようにとも祈ります。

    のんちが帰るまであと1週間になりました。長い期間だったのですが、また、現地の方々のことを思うと、私でさえ、「もう・・・」という気持ちもします。ですから、本人はほんとうに後ろ髪引かれるだろうなあ、と思います。帰ってくるのんちを迎えるわたし自身の心が整えられるようにお祈りくだされば幸いです。

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