2011-03-22

ふとした偶然で・・・。

昨日、はちこさんがFB上で紹介していた
KOKIAの「私にできること」を聞きながら、
「ふとした偶然で今交わった人生」のところで、
震災の1週間前にTwitter上で久しぶりにやり取りをした
KEN(http://twitter.com/KENGKONG213)のことを思い出していた。

ずいぶん前、こんなに有名になる前だけど、
KOKIAは友達のところに来たときに、
NJの家庭集会に一回来てくれたことがあった。
それから、ちょっと気になるアーティストだ。
いや、それがなくても、彼女の歌はいい。

この歌は中越沖地震のときに被災した柏崎のファンのために個人的に送った曲だという。
これはぜひご自分でyoutubeで検索してほしい。

あ、あの時も東電の原発では火災が起き、放射能漏れを起こしている。
3年半で、地震対策を万全にしろと言っても酷な話だろうけど、
何なんだろうなあ、と思う。
まあ、原発のことは本題から外れるから、置いておいて・・・

「遠く離れていても」
「私にも何かできることがあるかな」
などの言葉が、今の自分たちの状況にあまりにも重なって、
KENにメッセージを送らないではいられなかった。

彼は、利府という仙台の北隣の町に住んで、
牧師をしている兄を支えている。

3年くらい前だろうか、
NYに来たときに、ちょっと滞在してくれた。
子供たちのために働きをしたい、というゴツイ若者だった。
それからほとんど互いに連絡も取っていなかったんだけど、
Twitterでちょっと前にフォローしてくれて、
震災の1週間前にはメッセージを送ってくれた。

正直、自分は思い出すまでにはちょっと時間がかかったのだが、
のんちの方はほぼ、完璧に覚えていた。

「超人的に思える妻の記憶力に当惑しているあなたは、これは妻の女性という人格のなせるわざで、『忘れる』ことはできないのだと受け入れるしかありません」という「愛されたい妻と尊敬されたい夫」の一文を思い出さないではいられなかった。

あ、また横道にそれた。

利府の町自体はそれほど家屋の倒壊はなかったそうだ。でも、燃料不足、断水、食料不足が続いているらしい。

そして、何よりも、彼の車は津波で流されてしまったそうだ。
援助のために走り回りたいけど、車もなく、燃料もない。
だから、今は自分が今ある所で、光として輝きたいと。

今日は誕生日だったらしい。
そして、もうすぐ、ベビーも生まれるらしい。

こうやって海を越えて繋がることができたのは、
「ふとした偶然」とも思えるけど、
きっと偶然ではない。

もっともっとそのつながりを太くすることができれば・・・と思う。
祈っている。あのNJでの出会いも、震災の1週間前のtwitter上での再会も、神様の導きだと思うから。

今、夜11時で5.4度C。今夜は気温が下がって、これから雪。
みぞれになったり、雨になったり、しながら、
5センチくらい積もる予報が出ています。


今日の「日々のみことば」より。
民数記12:1-16。


「『主はただモーセとだけ話されたのでしょうか。私たちとも話されたのではないでしょうか。』主はこれを聞かれた。さて、モーセという人は、地上のだれにもまさって非常に謙虚であった。」2-3節。

「神はこう言われた」「私はこう示された」というときに、
よっぽど気をつけなければいけないと思う。

だって、神様が言われた、と言えば、わがままだって通せる。
自分の野望だって正当化できる。

だから、本当にこの「謙虚」って大切ですよね。
神様の前に砕かれて、いつでも神様に聞いて行く。
自分の思いではなくて、神様の思いが実現されることを求めて行く。

課題だ。

主よ、
私を謙遜な者とならせてください。
でも、大胆にあなたが語られたことを語ることができますように。

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