2012-02-13

がんこ同士。

夫婦の話ではありません。念のため。

今から3年ほど前、テキサスとジョージアのクリスチャンの日本人学生達が、全米各地を回るので、NYに行く時に、若者達のための集会ができないか、と聞いて来た。
日程を聞いてみると、ちょうど、自分は日本に3週間ほど行っている最中。若者達もいいけど、子供達のための集会もやらないか、と聞いてみた。JOY JOY キッズクラブスペシャル。
ちょうど、自分がいないからその月は休もうと思っていたところ。クリスチャン大学生が10人も来るんだったら、頼まない手はない・・・と勝手に思った。

でも、彼らははっきりとした考えを持っていた。「頼まれたことは何でもやろう」なんて殊勝なことは思っていなかった。「自分たちは、中高生や、大学生、青年層のクリスチャンの励ましになるように、ネットワークを作ろうと思って回っているんです。子供達のことはできません。」などとのたまわった。

今の自分だったら、ちょっとは「若いのに、はっきりしていてとてもいい」と感心してしまうかもしれないが、3年前の自分はもうちょっと若かった。そんなことで引き下がったりしなかった。がんこだった。

「君たち、若いんだから、頼まれたことは何でもやる!くらいの勢いがなくてどうする?泊まるところは提供するから、中高生もいるけど、何倍もの子供達が集まってくる。未来の若者達のために、一つ、集会やってみろ!」と言ってみた。

何度かメールが行ったり来たりした。敵もなかなか頑固だった。

連絡係の女の子はちょっと間に挟まれた感じで困っていたと思う。

でも、最終的には彼らはチャレンジを受け止めてくれて、子供達のための集会をやってくれた。それも「スペシャル」にふさわしい、凝った、楽しいプログラムを。

その時は、自分は彼らに会うことはできなかったけれども、ゲストブックに、彼らがメッセージを残していってくれた。一つ一つのメッセージを読みながら、ああ、自分もここにいたかったなあ、と思った。

頑固なヤツはいいなあと思った。
自分で頑固で良かったと思った。


最近、ナイトdeライトという北海道のバンドの曲がJ1のコンサドーレ札幌の応援歌に採用されたと聞いた。その3年前の10人の中の一人がドラムを叩き、一人がマネージャーをしているらしい。前から、うちの子達が彼らの歌は好きなおかげで、何度も耳にしているサウンド。これからも頑固に自分たちの音楽を続けてほしい。これからも頑固に神様の愛にこだわって、歌っていってほしい。





バンド結成の由来の話には引き込まれて読んだ。

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