2007-09-20

死をもって償う

今日は暑かったです。
午後からは半袖で十分。

キッズクラブは西日のはいる部屋で、
子供が25人来たので、
暑かったです。
これももう今週限りでしょうが・・・。

最高気温は28.6度。
今、夜の10時で20度あります。

明日は30度くらいまで行くでしょう。

天気は引き続き、晴れ。

メキシコ湾の低気圧は、まだTropical Stormになっていませんが、
引き続き要注意です。

今日の朝のニュースで、
山口県かどこかで若いお母さんと赤ちゃんが少年に殺された事件の、
裁判の様子を取り扱っていました。

遺族の方々の、「死をもって償うべき」という思い、
今までは、余りそのようなことを感じたことはなかったのですが、
今回はさすがに「当然だなあ」と思わされました。
もちろん、それが償いにはならないことも確かですが・・・。

それはやはりその元少年が、
罪の重さをわかっていないように感じてしまうからです。

でも、その後、祈り会で、
ローマ人への手紙1:32
「彼らは、そのようなことを行えば、死罪に当たるという神の定めを知っていながら、・・・」
というところを読んで、自分は本当に深い深い罪を犯してきたのだということを思わされました。それなのにまさに自分は「罪の重さがわかっていない」。
その元少年と違って、人を殺めたことはない。でも、それは自分が恵まれているから、守られているから・・・。でも、やっぱり自分は同じくらい罪深い、やはり、自分も死に値する罪深さを持っている。それもこの地上の死刑ではなくて、永遠の死を経験すべき罪を持っている。でも、それをイエスが私の身代わりに負ってくださったことによって、自分も赦されているんだと思わされました。

その元少年、やはり社会正義に照らして、死刑が妥当なんだと思います。

でも、自分もまた「自分の罪の重さがわかっていない」ということももっともっと知らなければいけないと思わされました。

さて、今日の聖書。
今日は箴言の30章。
いよいよ終盤です。

今日心にとまったのは、
「確かに、私は人間の中でも最も愚かで、  
私には人間の悟りがない。
私はまだ知恵も学ばず、  
聖なる方の知識も知らない。」
2-3節です。

この知者の謙虚さ、それを感じます。
実際、知っている人ほど、自分は何も知らないのだと知っているのだと思います。
逆に知っていない人ほど、自分は何かを知っているのだと思いこんでしまうんですよね。
本当にもっともっと主の知識、神様の世界を教えて頂きたいと思います。
目を開いて頂いて、神様がどんな道を開いてくださっているのかを知りたいと思います。
そして、耳を開いて頂いて、神様がどこに導こうとされているかを知りたいと思います。

主よ、
どうか私の目を開いて、
あなたの導きを、あなたの守りを見せてください。
私の耳を開いて、
あなたのみ声を聞かせてください。

3 comments:

  1. かきごおり先生
    また、今日も暑い・・・
    蚊がまだ元気です
    ああ、、、痒い痒い

    箴言のパンの話
    裏切られる方には頭が行きませんでした
    自分にもそんな弱さが絶対あるだろうと思って読みました
    確かに、先生の仰るとおり、両方に取れますね
    ああ、、、読みが、浅くて甘いですね

    「罪」、、、ナンカ、このところ、これで自問自答を繰り返しています
    殺人や強盗をしているわけでないから、私の罪なんて軽い
    イヤイヤ、そうではなく罪深い
    なんだか、頭の中ぐちゃぐちゃです・・・

    山口の母子殺人事件は
    日本に、終身刑という刑があったらと
    個人的には思いました
    死刑でブチッと命を切ってしまうのではなく
    被告人に悔い改める時間をと思ったのです
    悔い改めるかどうかは分りませんが
    もし、悔い改めることがあれば、
    遺族への真意としての謝罪の気持ちも生まれてくるのではないかと思ったのです
    しかし、遺族の心情としては、死刑でしょうね

    先生は、アメリカで終身刑になっている
    歌人、郷隼人さんをご存知でしょうか?
    殺人の罪で、服役されているのですが
    彼が、獄中から寄せる歌に、感動し、涙を流してしまうこともしばしばです
    「人間の生命(いのち)奪いし吾が手なり
    その手が今は短歌(うた)綴りいる」
    「渡米時には羨望の的と夢見しが
    もう誰も言わない「アメリカ・ザ・ビューティフル」

    本日の箴言
    やはり、私も2-3節ですね
    謙虚さが、キーワードですね
    人間が知りうる知恵は、本当にわずかなものでしょうね
    神様が、傲慢で罪の深いものをも見捨てることなく、追い求め、導いてくださること感謝です

    あと、箴言1章になりましたね
    なんだか、寂しいです。。。

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  2. かきごおり先生、

    >「自分の罪の重さがわかっていない」ということももっともっと知らなければいけないと思わされました。
    ↑罪びとの僕らが、罪びとのままでイエス様のかわりに十字架につけられていたなら…僕らは「悔い改めの機会」を失っていたと思います。また、神様の愛も知らないままで、死んでゆくことになるのではないでしょうか。それ故にイエス様の十字架の死は驚くべきめぐみなのですね。

    >いよいよ終盤です。
    ↑はい、先生との箴言通読も残すところ1章となりました。

    この一ヶ月の間ほんとうにありがとうございました!独りで読んでいるのとは違う味わいを持って、箴言を周回する機会が与えられました。心より感謝申し上げます。

    現在の僕の精神状態は抜群ではないので、暴言失言的なコメントが多少あったかと思われますがお許し下さいませ。申し訳ございません。


    アラバマに来てから4年が経ちました。赴任以来ずっと孤軍奮闘なんですよ。それでも、これが自分の与えられた職場として、踏ん張ってきました。昨期は3年目にしてなんとか黒字転換を達成しましたが、今期はさらにハードルの高いノルマが課せられて、またまた大変なんですよぉ。それでも、前向きに取り組んでいたのですが、火事がつむじ風のように襲ってきました。

    土日返上で仕事が多く入ることから、教会へも足が遠のいています。地元の教会は皆さん親切にしてくれるのですが、なんだか一歩踏み出せない自分がいます。機会を見つけては、バーミングハムやアトランタの日本人教会や集会に努めて行くのですが、往復の長距離運転にやや疲れ気味です。

    プロジェクトMもことごとく道が閉ざされ、挙句の果てには「私の門は高いのです」と言われてしまう次第、やれやれですわ。

    先日、親しい友人に相談したら「俺がお前の立場だったら狂っているよ。」と言われて初めて、自分の立場は狂っても人々が同情してくれる状況なのだと気づかされました。でも、自分が狂っていることを証明出来るのであれば、それは正常なんですよね。まさに、キャッチ22シチュエーションです。

    僕は根っからのプラス思考だし、なんでも笑い飛ばす方なのですが、そんな根っからの積極思考も通用しないと諭される。こんなはずじゃないのになぁと思いつつ、祈り祈られる。ぼんやりと虚しく空振りばかりで、何も変わらない朝を毎日迎えています。

    めっきり白髪が増えてしまい、火事以来、疲労でなった二重まぶたは今ではすっかり自分のものになりました。

    それでも…(明日へ続く)


    箴言30章。

    5節が目に留まりました。

    「神のことばは、すべて純粋。(新改訳)」新共同訳では、すべて清い。口語訳では、みな真実。NIVではflawless。

    はい、分かりました。これでつぶやくのは終わりにしましょう。


    先生、明日はいよいよ箴言通読最終回ですね。全ては御名があがめられますように。

    J兄

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  3. 旧ジャージーさん、

    >先生は、アメリカで終身刑になっている
    歌人、郷隼人さんをご存知でしょうか?

    存じ上げませんでした。よく存じ上げない方なので、コメントは差し控えさせて頂きますが、本当にいろいろ考えさせられます。

    >もし、悔い改めることがあれば、
    遺族への真意としての謝罪の気持ちも生まれてくるのではないかと思ったのです

    そうですよね。もしも悔い改めに導かれることを祈ります。でも、死刑宣告でも悔い改める時間がないわけではないと思うのですが・・・。

    >謙虚さが、キーワードですね

    そうですね。人間関係の中での謙虚さではなくて、神様の前での謙虚さ・・・。


    j兄、

    >罪びとの僕らが、罪びとのままでイエス様のかわりに十字架につけられていたなら…僕らは「悔い改めの機会」を失っていたと思います。また、神様の愛も知らないままで、死んでゆくことになるのではないでしょうか。

    ですね。だから、感謝だし、また自分の醜さにも徹底的に向き合うことができるのだと思います。


    >そんな根っからの積極思考も通用しないと諭される。

    真実なコメントありがとうございます。本当に人間的な力の全く無力なところにまで追いつめられるのは、主の方法なんだろうと思います。そこに働かれる主の力を味わうことができますように。

    >flawless

    この言葉はパワフルですね。
    感謝します。

    さあ、箴言の最終日です。

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