2007-01-08

苦難の中で

今日は朝は暖かで9度もありましたが、
昼間は温度は上がらず、
日が暮れてからは、太陽の暖かさもなくなり、風も出て、
「寒い!」って感じになってきました。

それでも夜9時半で3.4度。この季節としては暖かい夜です。
明日の朝もぎりぎり氷点下、くらいでしょう。
そして、明日からあさってにかけては冬らしい感じになりそうです。
小雪も舞うかもしれません。

でも、金曜日からはまた暖かくなって週末は雨。
来週は今度こそは!という感じで、冬になるんじゃないでしょうか?
15日が境目、という年初からの予想は当たりそうです。

新年のメールやお便り、お電話をいくつか頂いている中で、
今日は、数年前に肝臓移植をされた方とお電話でお話ししました。

大変な病でアメリカでの移植を受けて生還されたのですが、
移植後の3年前には日本でお会いすることができました。
その方が生還された背後には、命を失われた方がおられるわけで、
その事実を担って生きることの重さもどんなにかと思いますが、
でも、ほんとうにその方が健康な肝臓を受け取られた時に、
出てくるようになった力。
それはものすごいモノだと思いました。
肝臓ってほんとうに大切なんですね。

でも、その3年前の再会の時、
もしも、自分に何かが起きて、
臓器は大丈夫だけれども、もう命は助かる見込みがない、
ということが起ったら、
ほんとうに役に立てて頂きたいと思ったことを思い出しました。

そして、さっき、改めて運転免許証を見ました。
昔は免許証の裏に提供したい臓器にチェックをする欄があったんですが、
今はないんですね。
でも、私の場合は、しっかり表側の一番下に、
ORGAN DONERと書かれています。
はっきり覚えていないのですが、
免許を取る時にチェックするんでしたっけね。
そうそう今月4年に1度の更新ですから、確認しておこうっと。

そんなことで、今日の聖書。
今日はテサロニケ人への第1の手紙3章を読みました。

どの言葉というのはないのですが、
苦難の中を通っていたテサロニケの教会の人々が、
大丈夫だろうか、というパウロの心配をよそに、
愛と信仰にあふれて歩んでいたということにほんとうにはげましを頂きました。

私も牧師として歩んでいる中で、
苦難の中におられる方々について、ほんとうにいろんな心配が湧いてきます。
大丈夫だろうかと、神様を見失ってしまうことはないだろうか、
この苦難に飲み込まれてしまうのではないかと心配になる時もあります。
でも、苦難の中で、信仰が深められる、信仰が強められている姿を拝見すると、
そんなお証を伺うと、ほんとうに主は必要な助けを与えて下さるんだなあ、
と思わされます。

でも、やはり祈らされます。
苦しみの中にある人々に一番近くあって下さる主が、
その方に見えますように、と。

私自身の中にも、
戦いの中にある人々の痛みがわかる愛を与えて下さい、と。

主よ、
今日も、苦難の中にある方々を助けて下さい。
その方々とあなたが一番近くにいて下さることに、
お一人一人の目を開いて下さい。
御言葉を語ってください。
御言葉によって生かしてください。
私にも愛を与えて下さい。
あなたが持っておられる愛を、私にも与えて下さい。

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