2006-10-30

人間の大きさ

今朝は3度くらい。
でも、昼間は本当に暖かい日になりました。
17度くらい。

明日はもっと暖かくなるみたいです。
今は夜の12時頃ですが、5度くらい。
結構寒いですが、明日は20度を超えるそうです。

今日の夜ちょっと外に出てきましたが、
今夜はハローウィンの前の晩、Cabbage Nightと言って、
悪ガキどもが、いろいろいたずらをする夜です。
まあ、家の近所はかわいいもんですが、
よくあるのはトイレットペーパーを電線や木の枝に引っかける、
というヤツです。
とてもきたない。

西海岸や南部ではハローウィンはあんまり盛んではありませんでした。
特にクリスチャンの間では、「そんなの・・・」って感じでした。
教会によっては、ハローウィンに行かなくてもいいように、
教会で「コスチュームパーティー」をしていました。

というのはその意味。
Halloweenというのは元々カトリックの祝日であるAll Hallows Dayつまり「聖人の日」の前の夜に、
明日になったら「聖人の日」で、自由にいろんなことができない、という悪い霊が、その日が来ないうちに、好き勝手なことができる、という、「うーん」と考えてしまうお祭りなんですね。

ちょうど、Lentの断食の前にバカ騒ぎができるカーニバルと同じように、
大切な日の前に悪ふざけをしておこうということなのでしょう。

だから、NJへ来てびっくりです。

子ども達はかわいいからいいですけどね、
グロテスクなのはゴメンです。

前の家に住んでいた時は、卵を家にぶつけられて、掃除が大変でした。
せめて、もっともっとちゃんと取り締まりをして、健康的なお祭りになったらいいのに、と思います。

ちなみに5歳の娘はプリンセスに変身します。Sleeping Beautyです。
黒髪のSleeping Beautyです。
本人はとっても楽しみにしています。

ん、いや変身ではなく、隠された真の姿を現す、かな?

さて、聖書の言葉。
今日は使徒の働きの25章を読みました。

「ユダヤ人の歓心を買おうとしたフェスト」(9)
「アグリッパ王とベルニケが、フェストに敬意を表するためにカイザリヤに来た」(13)
「アグリッパとベルニケは、大いに威儀を整えて」(23)

これらの言葉を読んでいるととても滑稽に感じます。
フェストはユダヤの人々の歓心を買おうと思いました。
ユダヤの王であったアグリッパはフェストに敬意を表しました。
アグリッパは「大いに威儀を整えて」現われました。

でも、ここで一番自分をしっかり持って語っているのは、
パウロです。
囚人であったパウロです。

どんな状況の中にあっても、
手足に鎖が繋がれていたとしても、
この中で一番強いのはパウロです。
一番偉大なのはパウロです。

彼はいつもいつも、人々ではなくて、
神を見上げていました。

私もそのような者でありたいと思いました。
人々にこびへつらうのではなく、
神様にいつも聞いていく、
その姿勢をいつもいつも持っていたいと思いました。

人が自分のことをどう見ているかではなく、
神様が私に何をして欲しいと願っておられるかを求めていくこと、
そのことの大切さを思います。

主よ、
このパウロの強さを私に与えて下さい。
いつもいつもあなたを見上げていけますように。
人を見るのではなく、
あなたを見ることができますように。
あなたに聞くことができますように。

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