2006-10-17

祈りと答え

今日は一日雨。
でもその雨が降り出す前、
朝の祈り会は、とてもいい時を持ちました。

牧師として、
やはり1人1人に声をかけて、
その心の声を聞くことの大切さを思わされました。

やはりこのことのために召されている、
このことのために生かされていることを感じました。

たくさんの人の前に立つこともあります。
人々の気持ちを一つにしなければ・・・と走り回ることもあります。
子ども達の前に立ってゲームをしたりするのも大好きです。
事務的な仕事をしたり、
地味な作業をしたりすることも苦にはなりません。

でも、個人的に、または2、3人と語り合い、
心が触れ合うような時を持つ時に、
それを通して、その人の心が神さまに向いていく時に、
いつも、
「ああ、自分はこのために生かされているのかな」と思います。

そして、何よりも、それによって心にパワーをもらっています。

今日の聖書。
今日は使徒の働き12章でした。

その中で心に留ったのが、
「そこには大ぜいの人が集まって、祈っていた。」という12節の言葉。

でも、別に「祈っていたのか、すごいなあ、自分も祈らなければなぁ」とは
今日は思いませんでした。

その後の、人々は祈っていたんだけれども、
いざ、解放を祈っていたペテロが、
戸口に立っていたら、驚き、
「そんなことがある訳がない」と言ったり、
取り次いだ女中さんに「あなたは気が狂ってる」と言い出したり・・・。

思い出した言葉がありました。

「天が地よりも高いように、
私の思いはあなたの思いとは異なっている」
というイザヤ書55章の言葉。

私たちは祈っているんだけれども、
神さまはその私たちの期待を超えて応えてくださる方。

私たちの考えよりも、ずっとずっと大きなことをしてくださるお方。

自分たちの頭ってちっちゃいからね。
自分たちの考えって本当に浅はかだからね。

神さまのしてくださる大きなこと、
楽しみにしていきたいと思いました。

神さま、
今朝の祈り会を感謝します。
どうか、もっともっと私が出ていって、
人々の声に耳を傾けることができますように。

もっともっと心の叫びに聞くことができますように。

そして、あなたの大きな御業を待ち望みます。
私たちの祈り、
私たちの願い、
私たちの考えを遙かに超えて、
すばらしいことをしてくださいますように。


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