2011-04-13

導きに感謝。

今日はまた寒かったですねえ。
2日前には30度Cまで上がったのに、
今朝は5度Cくらいでした。
そして、一日どんより。


明日は晴れて暖かくなるようです。


去年の今頃の休みには、夜、野球見に行ったんですよね。
今年は想像できませ〜ん。
早く本格的な春になってほしいものです。


と思って、去年の記録を見たら、
やっぱりそれなりに寒くて、
17日には東京でも雪が降ったんですね。
忘れていました。


さっき、日本ののんちと電話でゆっくり話をしました。
今、荷物をまとめているそうですが、
塩釜での病院を拠点として、多賀城の避難所での働きを、
ひとまず終えて、木曜日の夕方から石巻に入ることになりました。
4月2日からの足掛け13日間の滞在。


考えてみたら、2週間あまり前に日本に行く時には、
まだ派遣団体も決まっていませんでした。


でも、日本に着いて2日目に連絡が入って、
その2日後には、その派遣団体のバスで塩釜に入って、
そして、それから病院の中ですが2週間の宿泊場所も確保されて、
一つの避難所の看護師のリーダーもまかされて、
石巻までの足もそちらで心配してもらって、
本当に一つ一つのことが導かれてきたことを感じます。
最初は「どこの馬の骨かわからない・・・」身で単身飛び込んで行った場所ではあるのですが、2週間ですっかり有名人になって、「アメリカで牧師をしているかきごおりさんの奥さん」になったみたいです。(笑)


神様のCallingに応えて、主を信頼して勇気を持って踏み出した時に、
主が祝福してくださることを見せていただいて感謝します。


今日も「塩釜でどんなことがあったか、話してくれる?」と聞いたら、
もう話が止まらない・・・という感じでした。


まずはたくさんの出会い。
烏骨鶏のおばちゃんとおじちゃんは最後には「ああ、うにを食べさせてあげたい、アメリカにはないでしょう、おいしいんだよ〜」という感じだったそうで。
あと、靴の中がぐじゅぐじゅで、足を洗ってあげて、靴を支援物資の中から探してきてあげて、大喜びだった4歳の女の子。
のんちに抱きついて、10分くらい泣き続けた男の子。その子のお母さんはブラジルから来て、ご主人は仕事を失って、一家は家を失い、サッカーの上手なお姉ちゃんは靴を全部なくして・・・。
一緒に祈った人たち。慰問に訪れたクリスチャンの皆さん。抱き合って励まし合った。
そして、豚汁の炊き出しをしてくれたお寺のお坊さん。このお坊さんには「次の炊き出しは何がいいと思う?牛肉?鶏肉?」と聞かれて、「歯の悪い人も多いから、柔らかい肉がいい」と言っておいたそうだ。(笑)


あ、炊き出しはホントにありがたいみたいです。
おにぎりと具のないみそ汁がメインの避難所生活。
時々、訪れる炊き出しチームにはいつもは「歩けない」人も、
みんな外に出て、大喜びだそうです。
もちろん、担当者との打ち合わせとか、いろいろ準備が必要なのでしょうが。


そして、避難所の衛生状態。
感染症はもちろんですが、ぜんそく持ちののんちにとって、空気の状態の改善は大きなテーマだったみたいです。
まず古い残り物だけどきれいなタオルを雑巾にして、みんなに自分で床をきれいにしてもらって、コードレスの掃除機を買ってもらって、とにかくほこりやペットの毛が飛ばないようにと注意したら、空気の状態はすごく良くなったみたいです。


祈りの課題としては、
やはり精神的なケアの問題だそうです。
やはり、皆さん大きな痛みを抱えている、これからの生活に不安がある。
そして、避難所での共同生活にはそれなりのストレスもある。
そんな中で、話を聞いてくれる人が必要だったり、ふれあうことのできる人が必要だったりします。
ある男の子はボランティアの方にヘアカットをしてもらって、ぐっと心が明るくなったと言っていました。
いろんな働きが必要です。


石巻での働きのためにも、出会いと導きをお祈りください。


さて、今日の聖書。
今日はマルコ13:14-27。


「にせキリスト、にせ預言者たちが現れて、できれば選民を惑わせようとして、しるしや不思議なことをして見せます。」22節。

不思議なことを見せられたら、惑わされちゃうかもしれませんね。
だから、このことをイエス様がはっきり言ってくださったのはよかった。

惑わされないようにしよう。
不思議なことがあるかないかではなくて、
神様に従っているのか、
御言葉に従っているのかを、
判断の基準にしよう。

主よ、
あなたが語ってくださったことに感謝します。
私も「不思議なこと」に弱いと思います。
惑わされやすいと思います。
どうか、あなたの御言葉に従って歩む者でありますように。

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