2011-03-14

使命に堅く立つ。

西宮市議会議員の今村岳司さんの日記には考えさせられた。
http://xdl.jp/diary/
3/12, 3/13の記事。

危機の中で必要とされるのは命令式系統のしっかりした組織。
そして、従う気持ちと訓練を受けた人々。
自己実現の気持ちは邪魔。

などなど・・・。

「わたしもできることは・・・」という気持ちはだれでも持つだろうけれども、それを正しい方向に持って行くことがどれほど大切なことか。

今、自分たちにできることは、
与えられたところで、人々の中に生きること。
与えられている使命に生きること。

何か大きなことが起こって「わたしに何かできることはないですか?」と聞いても遅い。
何かが起こったときに、「あの人に相談しよう」「あの人に連絡しよう」「あの教会に行けばいい」という関係を築いているか?

昨日の教会の週報のコラムに書きました。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
日本の地震と津波のニュースには本当に心が痛みます。
救出を待っておられる方々のために、救出のために尽力されている方々のために、避難生活を送っておられる方々のために、大切な方をなくされ方々のために祈ります。
また、福島の原子力発電所の制御のために命をかけて尽力されている方々のために祈ります。
みなさん、遠く離れて「何ができるだろうか」を考えておられると思います。何もできないことに歯がゆさを感じておられるかもしれません。日本の方々も同じように感じておられるようです。
でも、阪神大震災や9-11のときにも経験したことではありますが、復興の歩みは長く続きます。短期間でどっと多くの人々が押し寄せることが助けにはなりません。混乱を招くことになります。9-11の時には献血のためにたくさんの人々がセンターに詰め掛けましたが、その場で集められる血液は限られています。連絡先を聞かれて帰されました。しかし、また今、献血センターはいつもいつも血液不足に悩まされています。長く長く関心を持ち続け、祈り続け、わたしたちはあなたのことを忘れていませんとメッセージを送り続けること、そして、必要とされたときに手を差し伸べることが大切なのだと思わされます。
教会はちょうどレント期間の飢餓献金を始めるところです。わたしたちのサポートしている日本国際飢餓対策機構のスタッフも現地に入って支援の準備を始めておられます。祈って支えていきましょう。
わたしたちが堅く立つことも大切なことです。また、その「何かできないだろうか」という思いを、今、自分の周りで助けや支えを必要としている方々に向けることです。家族を愛し、友人に声をかけることです。神がわたしたちに与えてくださっている愛を、表す機会とさせていただきましょう。続けてお祈りしていきましょう。

ーーーーーーーーーーーーーー

神は高い所にいる哲学者の神unmoved moverではありません。
私たちの現実の中に飛び込んで来られた方です。
スプランクニゾマイ(はらわたをいためる)の神です。
私たちが愛し合っている中にご自身の姿を現してくださる方です。
今日も、与えられた使命に歩みましょう。

No comments:

Post a Comment