2011-09-18

どこを見ている?


日曜日の夜ですが、 
金曜日のこと。

17日(土)朝に書き留めておきました。

昨日も暑い一日。
岩塚先生が青森まで送ってくださって、
車の中でもいろいろなことを分かち合ってくださった。
この6ヶ月の間の働きの中で、どれだけ多くの経済的、物質的サポート、人的サポート(ボランティア)、そして、祈りのサポートを受けたか、を心から感謝しておられた。
でも、そんな中で私自身が思わされたこと。

行政もボランティアも援助団体も、
被災者の立場から見ることがいかにむずかしいことか。

市は県や国の意向に目を向けている。これはかなり断定的に言えるらしい。
援助団体の中には支援者に目を向けているんじゃないかと思うこともある。・・・これからどれだけ献金/募金が集まるか、献金/募金をささげてくださった皆さんが納得するか?ってこと。
そして、ボランティアも「何か結果を出さなければ」という思いが強かったりする。

でも、現地で長い間かかわっておられる皆さんは感じておられるそうです。

20年支援して行こう、と。

その中で自分はこの3日間で何をするのか?
この1週間で何をするのか?
1ヶ月で何をするのか?

そういう視点が必要だと。

多くの人に祈られ、サポートされて、「何か報告すべきことを」という気持ちが強すぎることもあるようです。

いつか書いたような気もするのですが、私自身、この日本の滞在もうっかりすると「教会/役員会に報告することを」(「出張」なんで、しょうがないのですが)という気持ちが強くなりすぎて、日本で出会う方々との一時を大切にすることを忘れないようにしないと、と思わされます。

その後、青函トンネルを通って函館に。
NJの教会の方のご家族と初めてお会いしたのが、3年半前のこの訪問のとき。
私が初対面の方にお会いするのでどんなに緊張して、恐れていたか、皆さん想像できないと思います。でも、それゆえに祈って、御言葉をいただいて、確信を持ってお話をさせていただきました。主はそこからすばらしいことをたくさんしてくださいました。

今回は、去年の春に洗礼を受けられて初めての再会でした。
改めて、主のしてくださった奇跡に感謝。
そして、主が一歩一歩導いてくださることに、導かれている教会の働きに感謝。

4 comments:

  1. 旧ジャージー9/18/2011 08:18:00 PM

    かきごおり先生
    台風のせいか、蒸し暑いです

    先生の日本滞在で多くの福音の種が蒔かれますように

    被災地の事
    特殊プラント技術を持たれる方の話ですが、
    被災地に早い時期に行かれて、心を痛められつつも
    これで、20年、自分には、仕事があるから
    娘や息子も不自由なく学校にも行かせられると思われたそうです
    この話を聞いたとき、光と影を見た気がしました

    今日は、甥の学校の学園祭に、妹と行ってきます
    妹も私もすっかり気分は高校生ですアハハ

    先生の日本国内の移動が主によって守られますように

    ReplyDelete
  2. 旧ジャージーさん、

    お祈りありがとうございます。
    台風、まだウロウロしているようですね。
    でも、今朝の東京は今までで一番涼しい朝でした。

    人がどうしても自分の立場でものを見ること、
    それは宿命みたいなもので、
    それを前提にして考えなければいけないのかもしれませんね。
    その中で、どこまで寄り添えるのか。

    今は火曜日の朝ですが、
    新幹線で、そちらの近辺に向かっています。

    ReplyDelete
  3. 旧ジャージー9/20/2011 09:26:00 AM

    かきごおり先生
    無事に、目的地に着かれましたか?
    日中、豪雨だったので、先生の移動の足が守られますようにと祈っていました
    我が家は、大丈夫なんですが、車で、10分くらい行ったところは
    避難勧告が出ているようです
    夫は、JRが止まってしまったので
    会社で一晩過ごすそうです

    これ以上この台風の被害が広がりませんように
    被災者の方の安全が守られますように

    先生の日本での滞在が守られますように

    ReplyDelete
  4. 旧ジャージーさん、

    お祈りありがとうございます。
    今日は岐阜と名古屋を回り、夕方には大阪に着きました。
    台風の本体はまだまだこれからです。
    お気をつけ下さい。
    会社に泊まられるご主人も守られますように。

    ReplyDelete