2007-01-30

励まし合う

今日の朝は寒かったです。
でも-8度くらい。
昼間は2度くらいまで上がりました。
そして夜は雪が舞っていました。

今、夜の11時半ですが、
ちょうど0度くらいで、小雪が舞っています。
外はうっすら雪化粧です。

そして、問題は木曜日の夜から金曜日の朝。
少なくとも、少しは雪が降るみたいですが、
金曜日の朝には暖かい空気が入ってきて、
雨に変わるかもしれません。
金曜日、さて、学校がDelayed openingになるでしょうか?

「証し」の第、えーと、5章。

中学校の1年生、13歳の時に、洗礼を受けました。
毎年、夏にいろんな教会から同世代の仲間が集まって、
「キャンプ」をしたのですが、
毎年、悔い改めるべき課題を持っていったような気がします。
小学生の頃は、「弟をいじめてしまう自分」がイヤでしょうがなかったのですが、
中学校にはいるとちょっとそれが変わってきます。
楽しいキャンプなのですが、やはり楽しいだけでは終わりません。
自分の心が探られるのです。

相変わらずよくケンカはしたんですが、
それに加えて、2つのことで悩むことになります。
今日はその1つ目。

それは、「ねたみ」でした。

自分はほんとうに無口でした。
恥ずかしがり屋で、いつも誰かにくっついて、
それでみんなの仲間に入れてもらっていました。

男兄弟で育ったので、
女の子にどのように接していいかも分らず、
自分から女の子に声をかけることなんか絶対にできませんでした。

時々、声をかけてくれる子がいると、
それだけでまたカーッと赤くなって、
しどろもどろで答えていました。

だから、自然に女の子に優しくできるヤツとか、
なれなれしく、声をかけられるヤツとか、
かっこいいヤツとか、スポーツのできるヤツとか、
もてるヤツとか、
うらやましかったです。

極めつけは、ある年のバレンタインデー。
親友の水泳選手のヤツと一緒にいました。
そこで、突然女の子に声をかけられるかきごおり君。
「かきごおり君、ちょっとちょっと・・・」
と呼ばれて、「お、おれか?○○じゃなくて・・・」
と舞い上がって、照れながら、一人でその子のところに行くと、
「かきごおり君ちょっとこっちおいでよ、かきごおり君がいつも○○君と一緒にいるから、△△ちゃんが○○君にチョコをあげられないじゃない・・・」

・・・

まあな、言われてみればそうだよな・・・。
今考えるとなんて「配慮の足りない」自分だったかと・・・。

ま、そんな中学生だったのです。
黒ブチめがねに坊主頭(これは校則)だったし・・・。

何とか、自分も勇気を出して誰とでも話せる人間になりたいと思いました。
気軽に誰にでも声をかけられるようになりたいと思いました。
そして、それができるヤツをうらやましく思いました。

そして、それがいつの間にか「ねたみ」や「憎しみ」に変わることもありました。

そんな自分の心を神様に探られて、
悔い改めて出ました。
ちょうどキャンプに来ている仲間に対してそんな思いを持っていた時があって、
その友人のところに行って、悔い改めの祈りをしたこともありました。

貴重な体験だと思います。
宝物のような体験でした。
今でも、あのころの「キャンプ」がどれだけ自分に大切だったか、
よく思い出します。

スタッフの皆さんがどれほどの情熱と体力でぶつかって下さったか、
考えると、ほんとうに感謝の気持ちが湧いてきます。

今の中高生達にも、そのような経験が与えられるようにと祈らないではいられません。

今日の聖書はヘブル人への手紙3章でした。
「『きょう。』と言われている間に、日々互いに励まし合って、だれも罪に惑わされてかたくなにならないようにしなさい。」13節の言葉が心に留りました。

「互いに励まし合って」と言うことの大切さを思わされました。
私たちの信仰は個人的なものです。
一人ひとりの信仰が大切なのです。
でも、私たちは「惑わされやすい」。
だから、励まし合う、ということが大切なのです。
決してもたれ合うのではありません。
自分の信仰は人を頼りにして守っていくことはできません。
でも、自立した信仰者同士が、
互いに励まし合っていくときに、
強くされ、支えられ、守られていくのです。
お互いに「神様を見上げよう」と神様との関係に立たせてくれるような、
そのような励まし合いが必要なのです。

お互いを見るのではなく、
お互いに神様を見上げるように、
神様の方に心が向くように、
励ましていくような関係。
そのようなお互いでありたいと思います。
そのような関係を支えていく牧師でありたいと思います。

主よ、
どうか、
「励まし合い」、それも「神様を中心とした励まし合い」の
輪を広げて下さい。
そのような関係が教会の中にあふれますように。
それによって支えられ、守られ、強められる教会でありますように。
心を開いて、語り合い、祈り合う時を与えて下さい。

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