2006-09-14

イエスご自身が近づいて

こちらの金曜日の朝ですが、
このHPはNJ時間なので赦してもらいましょう。

木曜日、昼頃、やっと雨が上がりました。
でも、まだまだ寒いです。

台風が沖縄の南にあって、
北に向かって来るみたいです。
来週の火曜日、関西に向かう頃にはもう通り過ぎているかと思いますが、
大きな被害が出ないようにと願います。


台風なんて10年ぶりくらいでしょうか?

木曜日、一番の用事は、
ファミリーキャンプで販売した書籍の売れ残りと代金を持って、
販売を委託してくださったところに持っていくことでした。

そこはJR信濃町から徒歩五分。
東京シテーボーイの私も、この駅で降りるのは初めて。

ちょっと「おのぼりさん」状態でした。


煉瓦館と書いてありましたが、
この裏にはKO大学病院があったり、
明治神宮があったり、
神宮球場があったりするところです。
ヤクルトファンの方はここら辺はもうばっちりなんでしょうね。

現在、阪神が中日を猛追撃中。
元近鉄ファンで、今や応援するチームのない私としては、
やっぱ阪神応援しちゃいます。
来週関西行くし・・・。

今回、その信濃町の用件のあるところに行くと、
何と、ちょうどその時間、「横田早紀江さんを囲んで祈る会」やっているではありませんか。

横田早紀江さんは、北朝鮮に拉致されためぐみさんのお母さんですが、
娘が行方不明になって、まだ、拉致だとわからない、
何がどうなったのかわからない中で、キリストに出会って、
今も敬虔なクリスチャンです。

少なからず関心があり、またちょうど時間も空いていたので、
祈り会に出席して参りました。

今度の日曜日は金正日が拉致を認めてちょうど4年になるそうです。
拉致被害者家族会が発足してから9年。
最初の5年間は、家族会の方から、「問題をわかって欲しい」と講演や記者会見を開いてください、
とお願いして回ったそうです。
でも、北朝鮮が拉致を認めてからの4年間で横田さん達だけで1000回の講演依頼を受けて、
なさってきたそうです。

もう、体力的にも限界、だそうです。

今から30年近く前、13歳だった娘が急に行方不明になって、
「家出じゃないの」なんて言われたりもして、
・・・それが10年前に北朝鮮に拉致されたとわかって、
でも、それから、「亡くなった」と言われたり、
偽の「遺骨」を出されたり、
孫から「北朝鮮に来て」と言われたり、
いろんなことで揺さぶられて・・・。

想像ができません。

どんなに苦しい、悲しい、不安な、年月を過ごしてこられたかと思います。

祈りのサポートの必要を感じました。

何よりも、1日も早く、無事に解放されますように。

神さまがこの時間にこの場所に導かれたことに心から感謝します。

木曜日の聖書。
ルカによる福音書24章。最後の章。復活の章です。

「イエスご自身が近づいて、彼らとともに道を歩いておられた。」

15節の言葉です。

エマオへの道を歩いていた2人、
エルサレムを後ろに、
とぼとぼと歩いていた2人。

希望に溢れて、
やる気に満ちていた訳ではありませんでした。

どちらかというと、
失望して、困惑して、肩を落として歩いていたのでした。

イエスはそんな彼らを叱咤激励したのではありませんでした。

共に歩いて行かれたのです。

その中で、彼らの目が開かれて、
彼らが走り出すまで、
ずっと一緒に歩まれたのです。

ありがたいなあ、と思いました。
この方は「成功者」の神ではない。
調子に乗っている者たちの救い主ではない。

落ち込んでとぼとぼと道を歩む者と共に歩み、
でも、どこかで彼らの目を開いて、力を与えて、
走り出すようにしてくださる。

今の私とも、共に歩んでくださる。

それが感謝。

主よ、

あなたが共に歩んでくださること、
元気な時だけではなくて、
確信に溢れた時だけではなくて、
とぼとぼと歩む時にも、
共に歩んでくださることに感謝します。

どうか、私の目も開き、走り出すことができますように。

今日の1日もお守り下さい。

No comments:

Post a Comment